デルマトームのTh7からTh10領域に位置する募穴の臓腑はどれか。
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出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は1番
解説
募穴は臓腑の気が集まる部位であり、その分布は体表の神経支配(デルマトーム)とある程度の関連性を持つ。胃の募穴である中脘は、胸骨剣状突起下から臍までを結ぶ線の中点に位置し、おおよそTh7からTh10のデルマトーム領域と一致するため、選択肢1が正しい。
選択肢ごとの解説
- 1. 正解。胃の募穴である中脘は、上腹部に位置し、デルマトームのTh7からTh10領域に相当する。これは、胃の支配神経である迷走神経の遠心性線維がこの領域に分布することとも関連する。
- 2. 小腸の募穴である関元は臍下3寸に位置し、デルマトームのTh12からL1領域に相当するため、Th7からTh10領域とは異なる。 正しくは:小腸の募穴である関元は、臍下3寸に位置し、Th12-L1のデルマトーム領域に相当する。
- 3. 心包の募穴である膻中は、両乳頭を結ぶ線の中点に位置し、デルマトームのTh4領域に相当するため、Th7からTh10領域とは異なる。 正しくは:心包の募穴である膻中は、Th4のデルマトーム領域に相当する。
- 4. 三焦の募穴である石門は臍下2寸に位置し、デルマトームのTh12からL1領域に相当するため、Th7からTh10領域とは異なる。 正しくは:三焦の募穴である石門は、臍下2寸に位置し、Th12-L1のデルマトーム領域に相当する。
国試ポイント
募穴の位置と、それが支配する臓腑の関係、およびデルマトームとの関連性を理解することが重要である。
混同注意
募穴と兪穴の区別。募穴は体前面にあり臓腑の気が集まる部位、兪穴は体背面にあり臓腑の気が輸注する部位である。
次に同じ論点が出たら
デルマトームの特定の領域が示された場合、その領域に含まれる募穴、およびその募穴が代表する臓腑を判断する。
覚え方
デルマトームの特定の領域が示された場合、その領域に含まれる募穴、およびその募穴が代表する臓腑を判断する。
対になる知識
募穴と兪穴の区別。募穴は体前面にあり臓腑の気が集まる部位、兪穴は体背面にあり臓腑の気が輸注する部位である。
関連知識
デルマトームTh7は剣状突起、Th10は臍の高さに相当する。募穴は病変診断や治療にも用いられる重要な経穴である。