ラングハンス巨細胞の由来はどれか。
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出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は4番
解説
ラングハンス巨細胞は、結核菌などの異物に対する慢性炎症反応で形成される肉芽腫に見られる特徴的な多核巨細胞です。これは、複数のマクロファージ(組織球)が融合して形成されるため、マクロファージ由来となります。
選択肢ごとの解説
- 1. 好中球は急性炎症の主役となる細胞であり、細菌などの排除に関わりますが、ラングハンス巨細胞の由来ではありません。 正しくは:ラングハンス巨細胞の由来はマクロファージである。
- 2. 樹状細胞は抗原提示細胞として免疫応答の開始に重要な役割を担いますが、多核巨細胞に融合することはありません。 正しくは:ラングハンス巨細胞の由来はマクロファージである。
- 3. リンパ球は特異的免疫応答に関与する細胞であり、多核巨細胞を形成することはありません。 正しくは:ラングハンス巨細胞の由来はマクロファージである。
- 4. 正解。マクロファージ(組織球)は、慢性炎症において異物を取り込み処理する役割を持つ細胞であり、これらが融合することでラングハンス巨細胞が形成されます。
国試ポイント
肉芽腫性炎症における細胞の由来と特徴を理解する。
混同注意
異物巨細胞とラングハンス巨細胞は形態が似ていますが、前者は一般的な異物に対する反応、後者は結核菌などの特定の病原体に対する反応で、核の配列に違いが見られます(ラングハンス巨細胞は核が馬蹄形または環状に配列)。
次に同じ論点が出たら
多核巨細胞の由来を問われた際には、その細胞がどのような炎症や病態で見られるかを考慮し、マクロファージの関与を想起して判断する。
覚え方
多核巨細胞の由来を問われた際には、その細胞がどのような炎症や病態で見られるかを考慮し、マクロファージの関与を想起して判断する。
対になる知識
異物巨細胞とラングハンス巨細胞は形態が似ていますが、前者は一般的な異物に対する反応、後者は結核菌などの特定の病原体に対する反応で、核の配列に違いが見られます(ラングハンス巨細胞は核が馬蹄形または環状に配列)。
関連知識
ラングハンス巨細胞は類上皮細胞とともに肉芽腫を形成します。類上皮細胞もマクロファージ由来であり、活性化されたマクロファージが上皮細胞のように密着して配列したものです。