表皮の構造について正しい記述はどれか。
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正解は3番
解説
表皮は角化重層扁平上皮で構成されており、外環境からの物理的・化学的刺激や水分の蒸発を防ぐバリアとして機能する。最も表面にある角質層は死んだ細胞が角化したもので、絶えず剥離と再生を繰り返している。
選択肢ごとの解説
- 1. 皮脂腺は手の掌や足の裏などには存在しない。毛包と密接に関連して存在するため、毛のない部位(無毛部)には分布しない。
- 2. 真皮は緻密結合組織や疎性結合組織からなり、膠原線維(コラーゲン)や弾性線維が主成分である。脂肪組織は主に皮下組織に多く存在する。
- 3. 正解。表皮は角化重層扁平上皮で構成されており、外環境からの物理的・化学的刺激や水分の蒸発を防ぐバリアとして機能する。最も表面にある角質層は死んだ細胞が角化したもので、絶えず剥離と再生を繰り返している。
- 4. メラノサイトは真皮ではなく、表皮の最下層である基底層に存在し、紫外線から皮膚を守るメラニン色素を産生する。
国試ポイント
表皮の組織型(重層扁平上皮)と構成細胞(角化細胞、メラノサイトなど)の所在は国家試験で頻出である。
覚え方
ひふ(表皮)のけしょう(重層扁平上皮)
対になる知識
表皮は重層扁平上皮で構成され、外層で角化して体を保護するバリア機能を担う。対して真皮は緻密な結合組織からなり、膠原線維や弾性線維を含んで皮膚の強度と弾力を保つ。さらに深部の皮下組織は主に脂肪組織で満たされ、体温保持やクッションの役割を果たしている。
関連知識
皮膚には附属器として汗腺と皮脂腺が存在する。汗腺にはエクリン腺とアポクリン腺があり、体温調節やフェロモン分泌に関与する。また、乳腺は変形したアポクリン腺の一種であり、皮膚の構造や発生学的な観点から密接な関連を持つ臓器として国家試験でもよく問われる。