原因療法に該当するのはどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
正解は2番
解説
脚気はビタミンB1の欠乏によって生じる疾患であるため、不足しているビタミンB1を投与することは、疾患の根本的な原因を取り除く原因療法に該当する。
選択肢ごとの解説
- 1. 緩和ケアは、疾患による苦痛を和らげ生活の質を向上させることを目的とした対症的・包括的なアプローチである。
- 2. 正解。脚気はビタミンB1の欠乏によって生じる疾患であるため、不足しているビタミンB1を投与することは、疾患の根本的な原因を取り除く原因療法に該当する。
- 3. 発熱に対する解熱鎮痛薬の投与は、原因を取り除くのではなく症状を和らげる対症療法である。
- 4. リハビリテーションは、身体機能の維持・回復や生活機能の向上を目的とした支持療法や機能回復訓練に相当する。
国試ポイント
原因療法と対症療法の違いを問う問題がよく出題される。疾患の根本原因を取り除く治療か、症状を和らげる治療かを区別できるようにする。
覚え方
原因療法=「原因(もと)を断つ」 / 対症療法=「症状(その場)を抑える」
対になる知識
疾患の根本的な原因を取り除く治療を「原因療法」と呼ぶ。これに対し、疾患の原因ではなく現れている諸症状を和らげることを目的とした治療は「対症療法」と呼ばれ、発熱に対する解熱鎮痛薬の投与などがこれに該当する。
関連知識
ビタミンB1(チアミン)の欠乏は脚気のほか、中枢神経障害を引き起こすウェルニッケ脳症の原因となる。医療行為の目的には、原因療法や対症療法のほかに、根治療法や症状の緩和を主眼とする支持療法・緩和ケアなどがある。