大伏在静脈が直接注ぐ血管はどれか。
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正解は3番
解説
大伏在静脈は下肢の表在静脈の中で最も長く太い静脈であり、大腿前面を上行して、伏在裂孔で深部静脈である大腿静脈に注ぐ。したがって大腿静脈が正解となる。
選択肢ごとの解説
- 1. 膝窩静脈に直接注ぐのは小伏在静脈であり、大伏在静脈はさらに上位の大腿動脈と並走する大腿静脈に注ぐため本選択肢は誤りである。
- 2. 奇静脈は胸壁の静脈血を還流し、上大静脈に注ぐ血管であり、下肢の静脈とは関係ない。
- 3. 正解。大伏在静脈は下肢の表在静脈の中で最も長く太い静脈であり、大腿前面を上行して、伏在裂孔で深部静脈である大腿静脈に注ぐ。したがって大腿静脈が正解となる。
- 4. 下大静脈は腹部の大血管であり、大伏在静脈は直接注がず、大腿静脈・外腸骨静脈などを経由する。
国試ポイント
大伏在静脈が大腿静脈に注ぎ、小伏在静脈が膝窩静脈に注ぐという表在静脈と深部静脈の合流関係がよく問われる。
覚え方
大(大伏在)は太い大腿(大腿静脈)、小(小伏在)は膝裏の膝窩(膝窩静脈)
対になる知識
下肢の浅部静脈のうち、足背皮静脈弓の内側から始まって下腿および大腿の内側を上行する大伏在静脈は、最終的に大腿静脈に直接注ぐ。これに対し、足背皮静脈弓の外側から始まる小伏在静脈は膝窩の深部に入り、膝窩静脈に直接注ぐ。
関連知識
大伏在静脈は人体で最も長い静脈であり、鼠径部近くの伏在裂孔を通って深部の大腿静脈に合流する。下肢の静脈還流において重要な役割を果たすが、弁の機能不全を起こすと下肢静脈瘤の原因となりやすく、臨床的意義が高い血管である。