内転筋管(ハンター管)を通過するものはどれか。
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正解は4番
解説
内転筋管(ハンター管)は、大腿の中下1/3にあたる部位に存在する筋筋膜性の管であり、大腿動脈、大腿静脈、および大腿神経の皮枝である伏在神経が通過する。縫工筋、大内転筋、内側広筋によって囲まれており、大腿から膝窩への血管の通路として臨床上も極めて重要である。
選択肢ごとの解説
- 1. 脛骨神経は坐骨神経の枝であり、膝窩から下腿の後面を下降する神経であるため、内転筋管を通らない。
- 2. 坐骨神経は下肢の後面(大腿後面)を走行する大きな神経であり、大腿前面に位置する内転筋管は通過しない。
- 3. 閉鎖神経は骨盤内から閉鎖管を通って大腿内側に向かう神経であり、内転筋管の主要な通過構造ではない。
- 4. 正解。内転筋管(ハンター管)は、大腿の中下1/3にあたる部位に存在する筋筋膜性の管であり、大腿動脈、大腿静脈、および大腿神経の皮枝である伏在神経が通過する。縫工筋、大内転筋、内側広筋によって囲まれており、大腿から膝窩への血管の通路として臨床上も極めて重要である。
国試ポイント
内転筋管を通る3つの構造(大腿動脈・大腿静脈・伏在神経)を問う問題が頻出である。特に神経の中で伏在神経が通る点が狙われやすい。
覚え方
内転筋管の通過:動脈・静脈・伏在神経
対になる知識
内転筋管(ハンター管)の内部を通過するのは大腿動脈、大腿静脈、および大腿神経の皮枝である伏在神経である。これに対し、坐骨神経は下肢後面の筋や下腿・足の大部分を支配し、内転筋管とは異なる経路(大坐骨孔を経て大腿後面)を通る。
関連知識
大腿動脈は鼠径靱帯の下を通って大腿前面に入り、下肢への主要な血液供給源となる。 / 伏在神経は大腿神経の皮枝で、下腿から足内側の皮膚感覚を支配する唯一の神経である。