甲状腺の構造とホルモンに関する記述として正しいものはどれか。
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正解は3番
解説
甲状腺は多数の濾胞から構成されており、濾胞上皮細胞が甲状腺ホルモン(チロキシンやトリヨードチロニン)を合成・分泌する。これは内分泌系の基本知識である。
選択肢ごとの解説
- 1. 下甲状腺動脈は鎖骨下動脈の枝である。外頸動脈から分かれるのは上甲状腺動脈である。
- 2. 甲状腺は喉頭と気管の前面と側面を囲むが、後方は食道が存在するため全周を囲んではいない。
- 3. 正解。甲状腺は多数の濾胞から構成されており、濾胞上皮細胞が甲状腺ホルモン(チロキシンやトリヨードチロニン)を合成・分泌する。これは内分泌系の基本知識である。
- 4. 上皮小体(副甲状腺)は甲状腺の前面ではなく、甲状腺の後面に付着して存在するため、この記述は誤りである。
国試ポイント
濾胞上皮細胞から甲状腺ホルモンが分泌されること、およびC細胞(傍濾胞細胞)からカルシトニンが分泌される点が重要。
覚え方
上甲状腺は上(外頸動脈)、下甲状腺は下(鎖骨下動脈)。
対になる知識
甲状腺を栄養する血管の由来として、上甲状腺動脈が外頸動脈から分岐するのに対し、下甲状腺動脈は鎖骨下動脈の枝である甲状頸幹から分岐するという対比関係を正確に覚えることが求められる。
関連知識
甲状腺の後面には、カルシウム代謝を調節するパラトルモンを分泌する上皮小体(副甲状腺)が通常は上下対で付着している。また、甲状腺自体は気管の前面および側面を覆うが、全周を完全に囲んではいない。