症状
発熱
発熱は、体の温度調節機能が正常より高い水準にリセットされることで体温が上昇する状態です。大半は感染に対する反応として起こりますが、原因を特定するために適切な観察と状況に応じた医療機関の受診が重要です。
受診の目安・危険なサイン
健康な成人の場合、急性の一過性の上昇であれば耐えられることも多いですが、極度の体温上昇や、基礎疾患がある場合、また持続する場合には注意が必要です。発熱の程度や持続期間、他の症状の有無を確認し、必要に応じて内科などの医療機関を受診することが検討されます。
急な激しい症状、意識の異常、呼吸が苦しいときは 119 へ。
とは
発熱とは、脳の視床下部にある温度調節中枢の設定温度が正常より高い水準に引き上げられることで起こる体温の上昇を指します。体内で熱が作られる量と外に逃げる量のバランスが変化して発生します。多くの場合、悪寒や発汗、不快感、ほてりなどを伴います。熱そのものは体の防御反応として機能する面もありますが、基礎疾患がある場合などは身体への負担となります。
考えられる主な原因
発熱を引き起こす原因は多岐にわたりますが、最も多いのは細菌やウイルスなどの微生物による感染症です。上気道や下気道、消化管、尿路、皮膚などの感染症が広く関わっています。また、その他にも悪性腫瘍やリウマチ性疾患などの炎症性疾患、特定の薬剤や違法薬物への曝露などが原因として考えられることがあります。
家庭でできる対処
家庭では、発熱による体力の消耗を防ぐために十分な休息をとることが大切です。水分補給を心がけ、必要に応じて体温計を用いて正確な測定を行います。ただし、自己判断で市販薬などを使用する際は注意が必要であり、症状の変化を注意深く観察することが求められます。
検査で分かること
医療機関では、発熱の程度や持続期間、体温の測定方法を確認することから始めます。頭痛や咳嗽、腹痛、咽頭痛などの局所症状や、最近の手術歴、旅行歴、服用している薬剤、ワクチン接種歴などについて詳しい病歴の聴取が行われます。さらに、感染部位を反映する症状や、患者の疾患が重篤あるいは慢性であるかどうかを判断するための評価が実施されます。
発熱に関係する病気
medimichi は診断を行いません。表示の順番は、病気である可能性の高さを示すものではありません。
よくみられる病気・状態
出典
- MSDマニュアル プロフェッショナル版
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この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。