頻尿
その他
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はじめに
頻尿とは、排尿の回数が通常よりも多くなる状態のことです。急性膀胱炎や前立腺肥大症、肺腎陰虚などの様々な疾患や病証に伴って現れる重要な症状の一つとして知られています。
押さえる内容
急性膀胱炎では膀胱粘膜の炎症により排尿筋の過活動が生じ、頻尿は排尿痛や残尿感とともに三主徴の一つとして現れます。前立腺肥大症では、肥大した前立腺が尿道を圧迫・刺激することで夜間頻尿や尿意切迫感などの蓄尿症状として引き起こされます。また、東洋医学の肺腎陰虚では、咳や盗汗などの症状とともに夜間頻尿がみられることがあります。
国家試験のポイント
国家試験では、急性膀胱炎の三主徴である頻尿、排尿痛、残尿感の組み合わせや、前立腺肥大症の初期症状として夜間頻尿や排尿障害が問われます。また、肺腎陰虚などの東洋医学的な病証において、夜間頻尿がどの伴う症状とともに現れるかを理解しているかどうかが試されます。
間違えやすいところ
頻尿は様々な疾患で共通して現れるため、疾患ごとの随伴症状を見落とさないように注意が必要です。例えば、急性膀胱炎の排尿痛や残尿感を伴う状態と、前立腺肥大症における夜間頻尿や排尿困難などの蓄尿・排尿症状、さらに肺腎陰虚における腰膝酸軟や盗汗などの陰虚の徴候とを混同しないよう、それぞれの病態を区別して整理することが重要です。