急性膀胱炎の典型的な症状はどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
正解は2番
解説
急性膀胱炎では、膀胱粘膜の炎症により排尿筋の過活動や粘膜刺激が生じ、頻尿、残尿感とともに排尿の終末時や排尿後に強い痛み(排尿痛)が生じる。
選択肢ごとの解説
- 1. 徐脈は脈拍数が減少した状態であり、心疾患や頭蓋内圧亢進などでみられる。膀胱炎の局所症状とは直接関係しない。
- 2. 正解。急性膀胱炎では、膀胱粘膜の炎症により排尿筋の過活動や粘膜刺激が生じ、頻尿、残尿感とともに排尿の終末時や排尿後に強い痛み(排尿痛)が生じる。
- 3. 乏尿は1日の尿量が400mL未満に減少した状態であり、脱水や腎障害などでみられる。急性膀胱炎の主症状ではない。
- 4. 無尿は1日の尿量が100mL未満に減少した状態であり、腎不全や尿路閉塞などでみられる。急性膀胱炎では頻尿がみられる。
国試ポイント
急性膀胱炎の三主徴(頻尿、排尿痛、残尿感)を問う問題は基本かつ頻出である。
覚え方
膀胱炎のサイン:頻尿・排尿痛・残尿感
対になる知識
急性膀胱炎の典型的な主症状には頻尿、排尿痛、残尿感が挙げられる。これに対し、腎盂腎炎では発熱、腰背部痛、およびCVA(肋脊角)叩打痛などの全身症状・腎実質症状が加わる点が異なる。
関連知識
急性膀胱炎は尿道が短く肛門に近い構造的特徴から、女性に圧倒的に多く発症する。主な原因菌は腸内細菌科の大腸菌であり、尿道口から膀胱へと逆行性に上行性感染を起こすことで炎症を引き起こす。