症状
頻尿
頻尿とは、日中や夜間に何度もトイレに行きたくなる状態を指します。尿路感染症や前立腺の病気などが背景にあることがあり、発熱や背部痛がある場合や下肢の筋力低下が見られるときは早めの受診が大切です。
受診の目安・危険なサイン
下肢の筋力低下や感覚消失といった脊髄損傷の徴候がある場合や、発熱および背部痛を伴う場合は特に注意が必要です。これらは危険なサインであるため、速やかに医療機関を受診しましょう。受診する際は泌尿器科などが適しており、原因に応じた精査や治療を受けることが重要です。
急な激しい症状、意識の異常、呼吸が苦しいときは 119 へ。
とは
頻尿とは、日中や夜間、あるいはその両方で何度も排尿が必要になる状態のことをいいます。尿の量が通常より非常に多い多尿とは区別され、尿の量は正常または減少していることもあります。急激な強い尿意を伴うこともあり、膀胱や尿道などの下部泌尿生殖器の疾患などが引き金となって起こることが一般的です。
考えられる主な原因
頻尿を引き起こす原因はさまざまですが、尿路感染症や尿失禁、前立腺肥大症、尿路結石などがよくみられます。また、膀胱瘤や前立腺炎、妊娠、放射線性膀胱炎、尿道狭窄、膀胱の過活動などが関わっている場合もあります。さらに、アルコールやカフェインの過剰摂取、特定の利尿薬の使用といった生活習慣や薬剤が原因となることも考えられます。
家庭でできる対処
家庭でできる対処法としては、原因となりうるアルコールやカフェイン飲料、利尿薬などの過剰な摂取を見直し、水分や食習慣を整えることが挙げられます。ただし、自己判断で対策を続けるのではなく、症状が続く場合は医療機関に相談することが大切です。
検査で分かること
医療機関では、まず尿検査や尿培養を行って感染症や血尿の有無を確認します。また、必要に応じて膀胱鏡検査や膀胱内圧測定、尿道造影、超音波検査などが実施されることがあります。男性の場合は前立腺の評価として前立腺特異抗原値の測定や直腸診、画像検査などが行われることもあります。
頻尿に関係する病気
medimichi は診断を行いません。表示の順番は、病気である可能性の高さを示すものではありません。
よくみられる病気・状態
早めの受診・注意が必要なもの
出典
- Minds診療ガイドライン(日本医療機能評価機構)
- MSDマニュアル プロフェッショナル版
本記事は上記の権威ある情報源を根拠に、当サイトが独自に執筆しました(原文の転載ではありません)。
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。
医療系の学生・受験生の方へ(国家試験での扱い)
考えられる主な病気
医療系国家試験での扱い
医療系の学生・受験者の方は、「頻尿」の国家試験ページで、実際にどう問われるか(関連問題・要点)を確認できます。