病気の解説

アキレス腱断裂

まず相談する診療科整形外科
この解説の項目6項目

受診の目安

アキレス腱断裂では、受傷時に足の後ろ側の痛みを感じ、痛みのために初めは体重をかけて歩くことが難しくなることがあります。症状が強い・急に悪化する・なかなか治らないときは、早めに整形外科を受診してください。気になるときは放置せず相談してください。

基本

概要

アキレス腱断裂は、主に30〜40代の男性でスポーツ中の外傷として発生することが多いとされています。治療は保存療法(ギプスや装具で治す方法)と手術療法のいずれかを選択します。近年は早期機能的リハビリテーションを取り入れるケースが多く、スポーツ選手では手術を選ぶことがあると報告されています。受傷時には足関節後方の痛みが突然起こり、歩行時に体重をかけづらくなることがあります。歩行が可能になってもつま先立ちは難しくなるのが特徴です。

主な症状

受傷時に足の後ろ側の痛みを感じ、痛みのために初めは体重をかけて歩くことが難しくなることがあります。時間が経つと歩けるようになることもありますが、つま先立ちは難しくなるのが特徴です。

リスク因子

本文には明確なリスク要因の列挙はありませんが、発生はスポーツ外傷として起きやすいことが示されています。

検査と診断

診断

診断は身体の所見で比較的容易に行われます。アキレス腱断裂部の陥凹やその部位の痛み、Thompsonテストが陽性になることが診断の手掛かりです。単純X線では大きな異常は見られないことが多く、MRIや超音波検査は診断困難なケースや治癒過程の観察に有用です。

治療

治療

保存療法(ギプスや装具で治す方法)と手術療法(断裂した腱を縫合する方法)があり、いずれも良好な治療成績が報告されています。近年は早期機能的リハビリテーションの有効性が認められており、どちらを選択しても早期にリハビリを始める傾向です。アスリートでは手術療法を選ぶケースが多く、競技復帰を目指すリハビリを早期に開始することがあります。

整形外科で扱うほかの病気

国家試験での出題

医療系の国家試験で、この病気に関係して出題された過去問です(学生・受験生向け)。

出典

参考: アキレス腱断裂 | みんなの医療ガイド | 兵庫医科大学病院(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。