スワンネック変形
スワンネック変形とは、指が白鳥の首のように異常に曲がってしまう手の病気です。関節リウマチなどが原因で起こり、手指をうまく使えなくなることがあります。状態に合わせて固定具や手術などによる治療が行われます。
とは
スワンネック変形は、指の関節が特殊な形に曲がってしまう変形のことです。指が白鳥の首のような形に見えることからこの名前がついています。指の付け根や真ん中の関節、指先の関節の曲がり方や伸び方に特徴的な異常が現れるのが特徴です。
症状
指の付け根の関節が曲がり、真ん中の関節がまっすぐ伸び、指先の関節が曲がる状態になります。これにより、手指を普通に曲げられなくなったり、ものをつまむ能力が大きく低下したりして、かなりの障害につながる場合があります。
受診の目安
指や親指が異常に曲がったり変形したりして動かしにくさを感じた場合は、医療機関を受診することが大切です。手指を閉じられなくなったり、ものをつまむなどの日常的な動作に大きな支障が出たりするような重度の障害が生じる前に対処することが望まれます。
治療
治療の基本は、可能であれば原因となっている基礎疾患を治すことです。まだ瘢痕が生じていない軽い変形に対しては、手指用の固定具を用いて手を使える状態を保ちながら矯正を目指します。また、手術によって関節のずれを整えたり、関節を最も機能しやすい位置で固定する手術を行ったりすることで、ものをつまむ能力の大幅な改善が期待できます。
セルフケア・日常生活
日常生活では、医師の指導のもとで手指用の固定具を適切に使用することが大切になります。固定具をつけたまま手を使える状態を保ちつつ、無理のない範囲で生活を送る工夫が必要です。
経過・見通し
治療を行わずに放置すると、指を閉じられなくなったり、ものをつまむ動作が大きく障害されたりする重度の問題につながることがあります。しかし、状態に応じた固定具の活用や手術などの適切な治療によって、機能の改善や手を使える状態の維持を目指すことができます。
医療系国家試験での扱い
医療系の学生・受験者の方は、「スワンネック変形」の国家試験ページで、実際にどう問われるか(関連問題・要点)を確認できます。
スワンネック変形に関連する国家試験問題
国家試験での出題
医療系の国家試験で、この病気に関係して出題された過去問です(学生・受験生向け)。
出典
- MSDマニュアル家庭版
- MSDマニュアル プロフェッショナル版
本記事は上記の権威ある情報源を根拠に、当サイトが独自に執筆しました(原文の転載ではありません)。