メラトニンの血中濃度が日内リズムにおいて最も高くなる時期はどれか。
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正解は3番
解説
メラトニンは松果体から分泌されるホルモンであり、概日リズム(サーカディアンリズム)の調節に深く関与している。光刺激によって分泌が抑制されるため、夜間に分泌が著しく促進され、血中濃度が最も高くなる。
選択肢ごとの解説
- 1. 早朝に血中濃度が高くなるのはコルチゾールなどの副腎皮質ホルモンであり、覚醒に向けて分泌がピークを迎える。メラトニンは早朝にかけて低下する。
- 2. 正午は昼間の明るい時間帯であり、光刺激によってメラトニンの分泌は強力に抑制されるため、血中濃度は一日の中で最も低い水準にある。
- 3. 正解。メラトニンは松果体から分泌されるホルモンであり、概日リズム(サーカディアンリズム)の調節に深く関与している。光刺激によって分泌が抑制されるため、夜間に分泌が著しく促進され、血中濃度が最も高くなる。
- 4. 夕方もまだ光が存在するためメラトニン分泌は少なく、夜間の暗黒下になるにつれて急激に増加し始める。
国試ポイント
ホルモンの日内リズムにおいて、メラトニンは「夜間高値」、コルチゾールは「早朝高値(覚醒前)」という対比が頻出である。分泌される内分泌器官(松果体 vs 副腎皮質)もセットで覚える。
覚え方
「夜(よる)のメラトニン」とシンプルに結びつけて覚える。
対になる知識
ホルモンの日内変動において、睡眠や暗黒下で分泌が促進され夜間に最高値を示すのは松果体から分泌されるメラトニンである。一方、覚醒やストレスに応じて分泌が高まり早朝にピークを迎える代表的なホルモンには糖質コルチコイド(コルチゾール)がある。
関連知識
日内リズムの中枢は視床下部の視交叉上核である。メラトニンは「睡眠ホルモン」とも呼ばれ、生体時計にシグナルを送る。副腎皮質ホルモンのコルチゾールは糖代謝や抗炎症作用を持つ。