病気の解説

心筋炎

別名:急性心筋炎

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緊急性の高い症状

  • 胸の痛みがある
  • ひどい息切れがある
  • 症状が悪化していく

このようなときは、すぐに119番に連絡するか、救急を受診してください。

当てはまるときは、ためらわず 119 または救急外来へ。

受診の目安

かぜのような症状や発熱のあとに、胸の痛み、息切れ、動悸(脈が速い・乱れる)、強いだるさ、少し動いただけで苦しい、といった症状が出たときは、早めに医療機関(循環器内科など)を受診してください。新型コロナワクチンの接種後4日程度のうちに胸の痛みや息切れが出た場合も、速やかな受診が勧められています。

症状がほとんどない人もいます。胸の痛みや息切れはほかの病気でも起こり、症状だけで病名は判断できません。

出典:米国国立心肺血液研究所(NHLBI)、厚生労働省

基本

概要

心筋炎は、心臓の筋肉に炎症が起こる病気です。感染によって引き起こされることが多く、特にウイルス感染が主な原因とされています。感染以外にも、アルコールやコカインなどの有害物質、特定の薬剤、自己免疫疾患などが原因となることもあります。時には原因が特定できないこともあります。

主な症状

心筋炎の症状はさまざまで、軽い場合もあれば、重度の心不全や不整脈が現れることもあります。心不全の症状には、疲労感や息切れ、体のむくみが含まれます。また、動悸や失神が起こることもあります。心膜の炎症が伴うと、胸痛が生じることもあり、痛みはさまざまな部位に広がることがあります。感染症の症状が先に現れることもあります。

原因

心筋炎の主な原因はウイルス感染ですが、その他にも自己免疫疾患や特定の薬剤、アルコール、コカインなどが関与することがあります。特に、パルボウイルスB19やヒトヘルペスウイルス6型、新型コロナウイルスなどが心筋炎を引き起こすことがあります。感染以外の原因としては、薬剤や毒素、炎症性疾患も挙げられます。

検査と診断

診断

心筋炎の診断には、心電図検査や心筋マーカーの測定、心臓の画像検査が行われます。心筋炎が疑われる場合、心エコー検査や心臓MRI検査も利用されます。心内膜心筋生検という検査も行われることがありますが、これは必ずしも心筋炎の診断に最適な方法ではありません。

治療

治療

心筋炎の治療は、心不全や不整脈の症状を軽減することを目的としています。利尿薬や硝酸薬が用いられることがあり、重症の場合は心臓移植が必要になることもあります。また、心筋炎の原因が感染症であれば抗菌薬が使用され、薬剤や毒素が原因の場合はその使用を中止し、コルチコステロイドが投与されることがあります。

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出典

参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
受診の目安の出典:NHLBI: Heart Inflammation – Symptoms / NHLBI: Heart Inflammation – Myocarditis / 厚生労働省 新型コロナワクチンQ&A(心筋炎・心膜炎)(2026-10-13 確認)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。