病気の解説
腰部脊柱管狭窄症
受診の目安
腰部脊柱管狭窄症では、腰部と脚の痛み、チクチクする感覚、筋力低下、反射の低下などです。症状が強くなる・日常生活に支障が出る・経過や治療に不安があるときは、整形外科に相談してください。通院中の方は自己判断で治療を中断しないでください。
基本
概要
腰部脊柱管狭窄症は、腰のあたりで神経の通り道が細くなる状態です。症状は、腰や脚の痛みやしびれ、筋力や反射の低下などが現れることがあります。痛みは立っていると悪化しやすく、前かがみになったり座ったりすると楽になることが多いと説明されています。歩行時に痛みが出やすく、坂道を上ると楽になることもあると記載されています。まれに馬尾症候群が起こることがあり、排尿・排便のコントロールの異常や下肢の麻痺が現れることがあります。
主な症状
症状は、腰部と脚の痛み、チクチクする感覚、筋力低下、反射の低下などです。痛みは腰に感じられることがあり、背中を伸ばすと悪化します。前かがみになったり座ると楽になることが多く、片足または両足の下に痛みが広がることがあります。立っていると痛みが出ることがあり、ショッピングカートを押す動作などで楽になることもあります。まれに神経根が圧迫されると、馬尾症候群に至ることがあります。
検査と診断
診断
診断は、医師の評価と場合によっては画像検査や神経の電気的な検査を組み合わせて行われます。筋力や反射のチェックを含む身体診察で特徴を確認します。症状が6週間以上続く場合には他の検査を行うこともあります。MRI検査やCT検査は、狭窄の原因となっている脊椎の異常を特定するのに役立ちます。神経伝導検査や筋電図検査などの電気診断検査も、狭窄の程度や神経への影響を評価するのに役立ちます。
治療
治療
治療には、痛みを緩和するための対策があります。ひどい痛みに対しては、場合によって手術が検討されることがあります。画像検査や電気診断検査の結果と合わせて、医師が適切な治療方針を判断します。
腰部脊柱管狭窄症と関係する症状
症状のページでは、同じ症状が出るほかの病気や受診の目安も確認できます。
整形外科で扱うほかの病気
国家試験での出題
医療系の国家試験で、この病気に関係して出題された過去問です(学生・受験生向け)。
出典
参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。