病気の解説
頸部リンパ節腫脹
受診の目安
頸部リンパ節腫脹では、頸部にあるリンパ節が腫れる状態を指します。こうした症状が続く・繰り返す・だんだん強くなるときや、不安があるときは、耳鼻咽喉科を受診してください。市販薬などで改善しないときも相談の目安です。
基本
概要
頸部リンパ節腫脹は、頸部にあるリンパ節が腫れる状態を指します。リンパ節は体内の免疫機能に関与しており、感染や病気に対する反応として腫れることがあります。腫脹の原因はさまざまで、感染症や悪性腫瘍などが考えられます。
原因
頸部リンパ節腫脹の主な原因には、感染症や悪性腫瘍があります。感染症では、ウイルスや細菌が関与することが多く、特に白血病やリンパ腫などの血液のがんも原因となることがあります。また、全身性リウマチ性疾患やサルコイドーシスなども腫脹を引き起こすことがあります。
検査と診断
検査
頸部リンパ節腫脹が見られる場合、医師は病歴や身体診察を行い、必要に応じて血液検査や画像検査を実施します。特に、感染症や悪性腫瘍が疑われる場合には、血算や胸部X線検査が行われることがあります。また、特定の疾患が疑われる場合には、さらに詳しい検査が必要になることもあります。
治療
治療
頸部リンパ節腫脹の治療は、その原因に応じて行われます。腫脹自体を直接治療することはなく、原因となる病気の治療が優先されます。たとえば、白血病やリンパ腫が原因の場合、コルチコステロイドの使用は慎重に行う必要があります。また、感染が疑われる場合には抗菌薬が考慮されることがありますが、原因が不明な場合には試験的な治療は避けるべきです。
耳鼻咽喉科で扱うほかの病気
国家試験での出題
医療系の国家試験で、この病気に関係して出題された過去問です(学生・受験生向け)。
出典
参考: MSDマニュアルプロフェッショナル版(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。