病気の解説

もやもや病

別名:ウィリス動脈輪閉塞症、モヤモヤ病

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受診の目安

もやもや病では、手足のしびれや麻痺、言語障害などがあります。症状が強くなる・日常生活に支障が出る・経過や治療に不安があるときは、脳神経内科に相談してください。通院中の方は自己判断で治療を中断しないでください。

基本

概要

もやもや病は、脳の血管に影響を与える病気です。特に内頚動脈という重要な血管が細くなり、脳への血液供給が不足しやすくなります。このため、手足の麻痺や言語障害などの症状が現れることがあります。また、脳内の血管が拡張して“もやもや血管”と呼ばれる状態になることが特徴です。原因はまだはっきりしていませんが、遺伝的要因が関与している可能性もあります。

主な症状

もやもや病の症状には、手足のしびれや麻痺、言語障害などがあります。これらの症状は一時的に現れることが多く、回復することもあります。また、小児の場合、特定の動作や運動が引き金となって症状が出ることがあります。脳出血が起こると、激しい頭痛や意識障害、手足の麻痺などが見られることがあります。時には無症状のまま検査で病気が発見されることもあります。

原因

もやもや病の具体的な原因はまだ解明されていませんが、最近の研究では特定の遺伝子を持つ人が発症しやすい傾向があることがわかっています。家族内で発症することもあり、10〜20%の患者さんに見られるとされています。ただし、必ずしも遺伝するわけではなく、家族歴がない患者さんもいます。

治療

治療

もやもや病の治療には、脳卒中を予防するための手術が効果的です。この手術は、血流を新たに供給するバイパス経路を作るもので、内頚動脈の閉塞を直接治すものではありません。また、血液を固まりづらくする抗血小板薬が使用されることもあります。脳卒中を起こした場合は、一般的な脳卒中の治療が行われ、その後に外科的治療が考慮されます。

経過と生活

経過・予後

もやもや病の経過は人それぞれで、診断時と同じ状態が何年も続く人もいれば、徐々に進行する人もいます。適切な治療を受けている患者さんの多くは、安定した生活を送っていますが、脳出血や脳梗塞が初発症状の場合は後遺症が残ることがあります。小児の場合、慢性的な頭痛や就学困難が見られることもあります。

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国家試験での出題

医療系の国家試験で、この病気に関係して出題された過去問です(学生・受験生向け)。

出典

参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。