病気の解説

アレルギー性気管支肺アスペルギルス症

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受診の目安

アレルギー性気管支肺アスペルギルス症では、最初のサインとして喘鳴、せき、息切れ、微熱が挙げられます。症状が強くなる・日常生活に支障が出る・経過や治療に不安があるときは、呼吸器内科に相談してください。通院中の方は自己判断で治療を中断しないでください。

基本

概要

アレルギー性気管支肺アスペルギルス症は、気道のアレルギー反応と関連して起こる病気です。初期には喘鳴やせき、息切れ、微熱などの症状が現れ、時間とともに悪化することがあります。食欲が低下することもあり、せきとともに茶色がかった斑点やかたまりが出ることがあります。

主な症状

最初のサインとして喘鳴、せき、息切れ、微熱が挙げられます。発熱以外の症状は次第に重くなる傾向があり、体調がすぐれないと感じることがあります。せきとともに茶色がかった斑点やかたまりが出ることもあります。

検査と診断

診断

診断には胸部X線検査や胸部CT、たんのサンプル検査、血液検査が用いられます。喘息や嚢胞性線維症の患者で喘息発作が頻繁だと、アレルギー性気管支肺アスペルギルス症を調べることがあります。胸部X線検査を繰り返すと肺炎に似た病変が見えることがあり、病変はその場にとどまらず別の部位へ移動することもあります。診断を補助するために、たんの観察で過剰な好酸球とともに真菌が見られることがあります。血液検査では好酸球とアスペルギルスに対する抗体が高くなることがあり、IgE値の上昇もアレルギー反応を示すため測定されます。皮膚テストでアスペルギルスに対するアレルギーがあるか判定します。

治療

治療

治療には喘息治療薬が用いられ、場合によって抗真菌薬が使われることもあります。アスペルギルスは身近な場所に存在するため、完全に接触を避けるのは難しいです。治療にはコルチコステロイド(例: プレドニゾン)を最初は高用量で始め、その後長期間かけて減量する方法がとられることがあります。多くの専門家は経口コルチコステロイドを推奨します。吸入薬のコルチコステロイドがこの病気に十分な効果を示すかは明らかではありません。肺から真菌を除去する目的で、イトラコナゾールという抗真菌薬をコルチコステロイドと併用することもあります。定期的な胸部X線検査、肺機能検査、血液検査(好酸球・IgEなど)で経過を観察します。

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出典

参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。