病気の解説

外傷性くも膜下出血

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緊急性の高い症状

突然、顔の片側がゆがむ・片側の手足に力が入らない/しびれる・言葉が出ない/ろれつが回らない・突然の激しい頭痛や意識の低下があるときは、ただちに救急(119)を要請してください。

当てはまるときは、ためらわず 119 または救急外来へ。

受診の目安

外傷性くも膜下出血では、外傷性くも膜下出血だけの場合、運動麻痺や言語障害などはみられないことも多く、主な症状は頭痛です。症状が強い・急に悪化する・なかなか治らないときは、早めに脳神経内科を受診してください。気になるときは放置せず相談してください。

基本

概要

外傷性くも膜下出血は、頭部のけがが原因でくも膜の内側に出血する状態です。主な診断はCTやMRIで、受傷の時点からの診断が行われます。動脈瘤破裂など他の出血性脳血管異常を否定するために脳血管の詳しい検査をすることもあります。稀に脳の損傷や梗塞を伴うことがあります。

主な症状

外傷性くも膜下出血だけの場合、運動麻痺や言語障害などはみられないことも多く、主な症状は頭痛です。脳の損傷が強いと頭蓋内圧が高くなることがあり、深刻な場合には手術的な処置が検討されることがあります。

病態

くも膜下出血とは、くも膜の内側に出血する病像です。外傷性のものは頭部外傷が原因となります。

リスク因子

主に頭部外傷の有無が要因として挙げられています。

検査と診断

検査

CTやMRIなどの画像検査で診断します。受傷起点からの診断が行われることがあります。

診断

外傷性くも膜下出血はCTやMRIの画像所見と受傷の時点からの情報で診断されます。脳血管の詳しい検査で脳血管異常の有無を確認することがあります。

治療

治療

外傷性くも膜下出血単独であれば、基本的には手術は行われないことが多いです。急性硬膜下血腫や脳挫傷など脳の損傷がある場合には治療が検討されます。減圧開頭術を行う場合もあります。

経過と生活

合併症

脳の損傷がある場合には脳挫傷や頭蓋内圧の上昇などが起こることがあります。出血の量が多い場合にも注意が必要です。

経過・予後

外傷性くも膜下出血の予後は併存する脳の損傷の程度で決まります。損傷が強いと生命の危機や後遺症のリスクが高くなる可能性があります。出血量が少ない場合には目立った後遺症なく回復することもあります。

脳神経内科で扱うほかの病気

国家試験での出題

医療系の国家試験で、この病気に関係して出題された過去問です(学生・受験生向け)。

出典

参考: 日本脳神経外科学会(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。