病気の解説

子宮筋腫

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受診の目安

子宮筋腫では、一般的には異常な子宮出血がみられることがあります。こうした症状が続く・繰り返す・だんだん強くなるときや、不安があるときは、産婦人科を受診してください。市販薬などで改善しないときも相談の目安です。

基本

概要

子宮筋腫は子宮の筋肉でできる腫瘍です。筋腫の位置・大きさ・数によって症状の有無が異なります。多くの筋腫は症状を伴いませんが、大きくなると異常な出血や貧血を起こすことがあります。粘膜下筋腫や子宮腔内筋腫は出血の程度に影響し、妊娠に関係する変化を起こすこともあります。出血がひどい場合には影響が生じることがあります。

主な症状

一般的には異常な子宮出血がみられることがあります。月経の量が多い、期間が長い、あるいは月経と月経の間にも出血がみられることがあります。出血が重くなると貧血につながる可能性があります。筋腫の場所や大きさが変化させることがあります。

検査と診断

診断

診断には画像検査が用いられることが多いです。経腟超音波検査や、粘膜下筋腫が疑われる場合にはソノヒステログラフィーを行うことがあります。時にはMRI検査を行うこともあります。月経異常が強い場合には子宮体がんの可能性を調べるために内膜生検や子宮内容除去術を行うことがあります。

治療

治療

筋腫があっても症状がなければ治療は必要ありません。12カ月ごとの診察で症状の変化や筋腫の増大を確認します。症状や筋腫の増大がみられる場合には薬物療法や手術などの治療が検討されます。

使われる薬

治療薬にはホルモン剤と非ホルモン剤があり、出血を抑える目的で使われます。経口ホルモン剤やプロゲステロン系薬、トラネキサム酸、NSAIDsなどが使われることがあります。筋腫を小さくする効果は限定的で、一部の薬は出血を軽くすることを目的とします。

手術・処置

低侵襲の治療法として子宮動脈塞栓術などの手技があります。麻酔後に脚の動脈からカテーテルを筋腫の血流を供給する動脈まで進め、微細粒子を注入して血流を止めます。これにより筋腫の組織が壊死して小さくなります。処置後には骨盤痛や吐き気、発熱などの症状が出ることがあります。

子宮筋腫と関係する症状

症状のページでは、同じ症状が出るほかの病気や受診の目安も確認できます。

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国家試験での出題

医療系の国家試験で、この病気に関係して出題された過去問です(学生・受験生向け)。

出典

参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。