前立腺癌の腫瘍マーカーはどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
正解は4番
解説
前立腺特異抗原の英語表記はProstate Specific Antigen(PSA)であり、前立腺組織に特異的に存在して前立腺癌の診断や経過観察に広く用いられる腫瘍マーカーである。
選択肢ごとの解説
- 1. Carbohydrate Antigen 125(CA125)は、主に卵巣癌などの婦人科系疾患で用いられる腫瘍マーカーである。
- 2. Carcinoembryonic Antigen(CEA)は、大腸癌や胃癌などの消化器癌をはじめ広く上昇する癌胎児性抗原であり、前立腺癌特異的ではない。
- 3. Alpha-Fetoprotein(AFP)は、主に肝細胞癌や卵巣の胚細胞腫瘍などで上昇する腫瘍マーカーであり、前立腺癌のマーカーではない。
- 4. 正解。前立腺特異抗原の英語表記はProstate Specific Antigen(PSA)であり、前立腺組織に特異的に存在して前立腺癌の診断や経過観察に広く用いられる腫瘍マーカーである。
国試ポイント
主要な腫瘍マーカー(PSA、AFP、CEA、CA19-9、CA125)の名称と対象疾患の組み合わせを正確に覚えること。
覚え方
PSA = 前立腺(Prostate)特異抗原
対になる知識
前立腺癌の腫瘍マーカーにはPSAが用いられる。これに対し、肝細胞癌ではAFPやPIVKA-IIが、消化器癌全般ではCEAが、卵巣癌ではCA125がそれぞれ代表的な腫瘍マーカーとして広く臨床応用されており、疾患特異性を理解することが重要である。
関連知識
PSA(前立腺特異抗原)は前立腺上皮細胞から分泌される糖蛋白であり、前立腺癌のスクリーニング検査として極めて有用である。ただし、前立腺癌だけでなく、前立腺肥大症や前立腺炎などの良性疾患でも高値を示すことがあるため、結果の解釈には注意が必要である。