病気の解説

骨壊死

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受診の目安

骨壊死では、初期には痛みがないこともあり、症状が現れると痛みが徐々に出てくることがあります。症状が強い・急に悪化する・なかなか治らないときは、早めに整形外科を受診してください。気になるときは放置せず相談してください。

基本

概要

骨壊死とは、骨の一部が壊れてしまう状態で、体の中の特定の部分に限られて起こることを指します。外傷性(けがのあと)と非外傷性の2つに大きく分けられ、外傷性が最も多くみられます。股関節の周りで起こることが多く、脱臼や転位骨折が血液の供給を乱して壊死を起こす場合があります。体の他の部位でも起こることは少ないとされています。

主な症状

初期には痛みがないこともあり、症状が現れると痛みが徐々に出てくることがあります。特に体重をかける部位(股関節、膝、足首、足)で痛みが増し、立ったり歩いたりすると痛みが強くなることがあります。股関節では鼠径部に痛みが出て、他の部位へ広がることもあります。膝の骨壊死では内側の痛みや腫れ、膝を曲げると痛むことがあります。肩の骨壊死は比較的症状が少ないことが多いです。

検査と診断

診断

診断にはX線検査とMRI検査が用いられます。痛みが初期であってX線で分かりにくい場合でもMRIが役立つことがあります。X線とMRIで壊死の程度や関節の変形の有無、骨のつぶれ具合を評価します。片方の股関節に非外傷性の壊死が見つかった場合、もう一方の股関節も検査することがあります。血液検査では基礎疾患を探ることもあります。

治療

治療

症状を緩和する非手術的な方法で改善が見込める場合もあります。必要となる場合には手術が選択され、人工関節置換術などの治療が検討されることがあります。

経過と生活

予防

コルチコステロイドの使用は必要最小限にとどめ、少量・短期間での使用を心がけること、過度の飲酒や喫煙を避けることが予防の一環とされています。減圧症のリスクがある環境では規定に従うことも重要です。

整形外科で扱うほかの病気

国家試験での出題

医療系の国家試験で、この病気に関係して出題された過去問です(学生・受験生向け)。

出典

参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。