空気感染対策が有効なのはどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は3番
解説
結核菌は空気感染(飛沫核感染)によって伝播します。感染者が咳やくしゃみをすることで、結核菌を含む5μm以下の飛沫核が空気中に長時間浮遊し、これを吸い込むことで感染が成立するため、空気感染対策が有効です。
選択肢ごとの解説
- 1. 赤痢は経口感染(糞口感染)する疾患であり、空気感染対策は主要な感染対策ではありません。 正しくは:赤痢は経口感染(糞口感染)である。
- 2. コレラは経口感染(糞口感染)する疾患であり、汚染された飲食物を摂取することで感染が広がります。空気感染対策は有効ではありません。 正しくは:コレラは経口感染(糞口感染)である。
- 3. 正解。結核は結核菌が空気中の飛沫核を介して肺に到達することで感染が成立するため、空気感染対策が有効です。
- 4. ポリオ(急性灰白髄炎)は主に経口感染(糞口感染)する疾患であり、空気感染対策は有効ではありません。 正しくは:ポリオは経口感染(糞口感染)である。
国試ポイント
感染経路(空気感染、飛沫感染、接触感染、経口感染など)と、それぞれの感染経路に特有の代表的な疾患を覚えること。
混同注意
空気感染と飛沫感染は混同しやすいが、空気感染は飛沫核(5μm以下)による伝播で長時間空気中に浮遊するのに対し、飛沫感染は飛沫(5μm以上)による伝播で比較的短時間で落下するのが違いです。
次に同じ論点が出たら
疾患名から主要な感染経路を即座に判断できるよう、代表的な疾患とその感染経路のペアを網羅的に記憶しているかを確認します。
覚え方
疾患名から主要な感染経路を即座に判断できるよう、代表的な疾患とその感染経路のペアを網羅的に記憶しているかを確認します。
対になる知識
空気感染と飛沫感染は混同しやすいが、空気感染は飛沫核(5μm以下)による伝播で長時間空気中に浮遊するのに対し、飛沫感染は飛沫(5μm以上)による伝播で比較的短時間で落下するのが違いです。
関連知識
空気感染対策(飛沫核感染対策)には、N95マスクの着用、陰圧室管理、HEPAフィルターによる換気などがあります。空気感染を起こす疾患には、結核の他に麻疹、水痘などがあります。