脳の髄膜について正しい記述はどれか。
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正解は1番
解説
硬膜は外層(骨膜性硬膜)と内層(髄膜性硬膜)に分かれ、その間に硬膜静脈洞を形成する。硬膜静脈洞の血液は最終的に内頸静脈に集まり、心臓へと還流する。頭蓋内の静脈血還路として極めて重要なルートである。
選択肢ごとの解説
- 1. 正解。硬膜は外層(骨膜性硬膜)と内層(髄膜性硬膜)に分かれ、その間に硬膜静脈洞を形成する。硬膜静脈洞の血液は最終的に内頸静脈に集まり、心臓へと還流する。頭蓋内の静脈血還路として極めて重要なルートである。
- 2. これは誤り。大脳鎌は硬膜の垂直方向のひだであり、左右の大脳半球を隔てる。水平方向のひだは小脳と後頭葉を隔てる小脳テントである。
- 3. これは誤り。脳実質に最も近い髄膜は軟膜である。クモ膜は軟膜の外側に位置し、さらにその外側に硬膜が存在する。
- 4. これは誤り。中脳水道は第三脳室と第四脳室を連絡する管である。クモ膜下腔と交通するのは第四脳室の正中孔および外側孔である。
国試ポイント
髄膜の3層の位置関係(硬膜・クモ膜・軟膜)と硬膜のひだ(大脳鎌・小脳テント)の区別がよく問われる。
覚え方
外から「硬・ク・軟(こう・く・なん)」
対になる知識
硬膜のひだとして、左右の大脳半球の間を縦走する垂直方向のひだは大脳鎌であり、大脳と小脳を隔てる水平方向のひだは小脳テントである。それぞれの形態と名称を対比して覚えることが不可欠である。
関連知識
脳を包む髄膜は外側から硬膜、クモ膜、軟膜の3層からなる。硬膜の間に形成される硬膜静脈洞は脳の静脈血を集め、最終的に内頸静脈に注いで全身の循環に戻る重要な静脈還流路を形成している。