上肢の骨格について正しいのはどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は2番
解説
上腕骨小頭は上腕骨遠位端に位置し、尺骨側にある上腕骨滑車の外側に位置しています。これは肘関節における橈骨頭との関節を形成する重要な部位であり、その解剖学的配置は運動学的に橈骨の回旋運動を可能にします。
選択肢ごとの解説
- 1. 肩甲骨上角は、上縁と内側縁が交わる部分であり、外側縁と上縁の間ではありません。外側縁と上縁の間にあるのは肩甲骨の外側角(関節窩が存在する部分)です。 正しくは:肩甲骨上角は内側縁と上縁の間にある。
- 2. 正解。上腕骨小頭は、上腕骨滑車の外側に位置しています。肘関節において橈骨頭と関節をなします。
- 3. 尺骨頭は尺骨の遠位端(手首に近い側)にあります。近位端にあるのは尺骨の肘頭や鉤状突起です。 正しくは:尺骨頭は尺骨の遠位にある。
- 4. 舟状骨は手根骨の近位列に属します。遠位列には大菱形骨、小菱形骨、有頭骨、有鉤骨があります。 正しくは:舟状骨は手根骨の近位列にある。
国試ポイント
上肢の骨の名称と、その骨における主要なランドマークの位置関係を正確に理解し、区別できることが求められます。
混同注意
上腕骨小頭と上腕骨滑車の位置関係、近位・遠位の概念、手根骨の配列(近位列・遠位列)が混同されやすいです。
次に同じ論点が出たら
上肢の主要な骨(肩甲骨、上腕骨、橈骨、尺骨、手根骨)の各部位の名称とその隣接する構造との位置関係が正しく記述されているかを確認します。特に近位・遠位、内側・外側の区別に注意します。
覚え方
上肢の主要な骨(肩甲骨、上腕骨、橈骨、尺骨、手根骨)の各部位の名称とその隣接する構造との位置関係が正しく記述されているかを確認します。特に近位・遠位、内側・外側の区別に注意します。
対になる知識
上腕骨小頭と上腕骨滑車の位置関係、近位・遠位の概念、手根骨の配列(近位列・遠位列)が混同されやすいです。
関連知識
上腕骨遠位端には上腕骨小頭、上腕骨滑車、内側上顆、外側上顆があります。手根骨は近位列(舟状骨、月状骨、三角骨、豆状骨)と遠位列(大菱形骨、小菱形骨、有頭骨、有鉤骨)に分かれます。