小腸の上皮の発生由来はどれか。
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正解は3番
解説
小腸や胃、大腸などの消化管の上皮組織は、原腸に由来し最終的に内胚葉から分化する。また消化管の腺組織も同様に内胚葉由来である。
選択肢ごとの解説
- 1. 中胚葉は消化管の筋層や結合組織、血管、骨格系などに分化する。上皮組織の由来ではない。
- 2. 外胚葉は皮膚の表皮や神経系などを構成する組織に分化する。消化管上皮の由来ではない。
- 3. 正解。小腸や胃、大腸などの消化管の上皮組織は、原腸に由来し最終的に内胚葉から分化する。また消化管の腺組織も同様に内胚葉由来である。
- 4. 神経外胚葉は中枢神経系や末梢神経系の一部へと分化する組織であり、消化管上皮の発生由来ではない。
国試ポイント
三胚葉(外胚葉・内胚葉・中胚葉)が何に分化するかは発生学の基礎である。消化管や呼吸器の上皮・腺は「内胚葉」、筋層や結合組織は「中胚葉」、神経や表皮は「外胚葉」と確実に覚える。
覚え方
「消化器・呼吸器の上皮は内(内胚葉)、筋・骨・血管は中(中胚葉)、神経・皮膚は外(外胚葉)」
対になる知識
発生学における三胚葉の分化において、内胚葉が消化管や呼吸器の上皮組織を形成するのに対し、外胚葉は皮膚の表皮や神経系(脳・脊髄)を構成し、中胚葉は骨格、筋肉、循環器系や泌尿生殖器などの組織を形成するという対比を正確に理解しておくことが不可欠である。
関連知識
消化管の発生は内胚葉に由来する原腸から始まる。原腸は頭側の前腸、中間の的中腸、尾側の後腸に区分され、小腸は主に中腸から分化して形成される。また、消化管の粘膜上皮は内胚葉由来であるが、その下層にある筋層や結合組織は中胚葉由来である点も併せて覚えるべきである。