臓腑に連絡しないのはどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は3番
解説
経筋は、筋肉・腱・関節に沿って分布し、骨格の運動を主宰しますが、臓腑に直接連絡する機能はありません。これは経筋が主に体表部の運動機能に関わるためで、臓腑との連絡を担う経脈・経別・絡脈とはその機能と走行が異なります。
選択肢ごとの解説
- 1. 経脈は、臓腑に属し、臓腑と連絡しています。例えば、肺経は肺と連絡します。
- 2. 経別は、正経から別れて体腔深部に入り、臓腑に連絡しています。正経の補完的な役割を持ちます。
- 3. 正解。経筋は、体表の筋肉・関節に沿って分布し、筋骨の運動を主りますが、臓腑には連絡しません。これはその機能が運動器系に特化しているためです。
- 4. 絡脈は、経脈から分かれて、その気血を各部に巡らせ、表裏の経脈や臓腑を連絡します。例えば、十五絡脈はそれぞれ対応する経脈と臓腑を連絡します。
国試ポイント
経絡の各系統(経脈、経別、経筋、絡脈など)の走行、機能、臓腑との連絡の有無を正確に理解し区別すること。
混同注意
経脈、経別、絡脈はすべて臓腑と連絡する性質を持つため、これらと経筋の機能的違いを混同しやすい。特に「経別」は「経脈」の別行・別出の支脈であるため、その機能的関連性が誤解されやすい。
次に同じ論点が出たら
「臓腑に連絡しない」という記述に着目し、経絡系統の中で体表の運動機能に特化し、臓腑との直接的な連絡を持たないものを選択する。
覚え方
「臓腑に連絡しない」という記述に着目し、経絡系統の中で体表の運動機能に特化し、臓腑との直接的な連絡を持たないものを選択する。
対になる知識
経脈、経別、絡脈はすべて臓腑と連絡する性質を持つため、これらと経筋の機能的違いを混同しやすい。特に「経別」は「経脈」の別行・別出の支脈であるため、その機能的関連性が誤解されやすい。
関連知識
経絡系統は、経脈(正経十二経脈、奇経八脈)、経別、絡脈(十五絡脈、孫絡、浮絡)、経筋、皮部など多岐にわたる。それぞれの特徴と相互関係を理解することが重要。特に、経脈が気血の運行と臓腑との連絡の主幹であり、経別は経脈の離合集散を担い、絡脈は経脈間の連絡や表裏の連絡を強化する役割を持つ。