呼吸器系の上皮組織の発生学的由来はどれか。
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正解は2番
解説
呼吸器系(気管・気管支・肺胞など)の上皮組織は、消化管と同様に内胚葉から分化する。原腸に由来する臓器の上皮や腺組織は基本的に内胚葉性である。
選択肢ごとの解説
- 1. 外胚葉と内胚葉は紛らわしいが、前者は皮膚の表皮や神経系を構成し、呼吸器系の上皮組織は後者の内胚葉に由来するため誤り。
- 2. 正解。呼吸器系(気管・気管支・肺胞など)の上皮組織は、消化管と同様に内胚葉から分化する。原腸に由来する臓器の上皮や腺組織は基本的に内胚葉性である。
- 3. 中胚葉は、骨格筋、平滑筋、心筋、血管系、泌尿生殖器系などを構成する組織に分化する。
- 4. 神経堤は外胚葉の一部から分化し、末梢神経系の細胞や色素細胞、顔面骨格などを形成する。
国試ポイント
三胚葉(内胚葉・中胚葉・外胚葉)のそれぞれの分化先を正確に覚えることが重要である。特に消化管や呼吸器の上皮は内胚葉。
覚え方
内胚葉:消化・呼吸の「管の中身(上皮)」
対になる知識
発生学において、呼吸器系や消化管の上皮組織、肝臓・膵臓の実質は内胚葉に由来する。これに対し、神経系や皮膚の表皮は外胚葉に、骨格、筋組織、循環器系などの結合組織は中胚葉に由来するという三胚葉の分化の基本を覚える。
関連知識
呼吸器系は胎生初期に前腸の腹側壁から突出する呼吸憩室として発生し、これが二分して左右の肺芽を形成する。上皮や腺組織は内胚葉性であるが、その周囲を取り巻く軟骨や平滑筋などの間葉系組織は中胚葉に由来する。