大腿の筋で大腿神経に支配されるのはどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は4番
解説
縫工筋は大腿前面の筋であり、大腿神経の支配を受けます。大腿神経は大腿四頭筋群(大腿直筋、外側広筋、内側広筋、中間広筋)や縫工筋、大腿筋膜張筋の一部などを支配し、股関節の屈曲や膝関節の伸展に関与します。
選択肢ごとの解説
- 1. 大腿二頭筋は大腿後面にあるハムストリングスを構成する筋の一つであり、坐骨神経(主に総腓骨神経部)の支配を受けます。大腿神経の支配ではありません。 正しくは:坐骨神経(主に総腓骨神経部)
- 2. 薄筋は大腿内側に位置する内転筋群の一つであり、閉鎖神経の支配を受けます。大腿神経の支配ではありません。 正しくは:閉鎖神経
- 3. 半腱様筋は大腿後面にあるハムストリングスを構成する筋の一つであり、坐骨神経(主に脛骨神経部)の支配を受けます。大腿神経の支配ではありません。 正しくは:坐骨神経(主に脛骨神経部)
- 4. 正解。縫工筋は大腿前面を斜めに走行する筋であり、大腿神経の支配を受けます。このため、選択肢4が正解です。
国試ポイント
大腿の筋の神経支配、特に大腿神経、坐骨神経(脛骨神経部と総腓骨神経部)、閉鎖神経による支配の違いを理解することが重要です。
混同注意
大腿の筋の神経支配は、筋の機能や解剖学的部位によって異なります。特に大腿後面筋と内側筋群、前面筋の支配神経を混同しやすいです。大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋は大腿後面筋で坐骨神経支配、薄筋は内転筋群の一部で閉鎖神経支配です。
次に同じ論点が出たら
大腿の筋の神経支配に関する問題が出た場合、まずその筋が大腿の前面、後面、内側のどの領域に位置するかを判断し、それぞれの領域を支配する主要な神経(大腿神経、坐骨神経、閉鎖神経)を想起して判断します。
覚え方
大腿の筋の神経支配に関する問題が出た場合、まずその筋が大腿の前面、後面、内側のどの領域に位置するかを判断し、それぞれの領域を支配する主要な神経(大腿神経、坐骨神経、閉鎖神経)を想起して判断します。
対になる知識
大腿の筋の神経支配は、筋の機能や解剖学的部位によって異なります。特に大腿後面筋と内側筋群、前面筋の支配神経を混同しやすいです。大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋は大腿後面筋で坐骨神経支配、薄筋は内転筋群の一部で閉鎖神経支配です。
関連知識
大腿神経は腰神経叢(L2-L4)から派生し、大腿前面を下行します。坐骨神経は仙骨神経叢(L4-S3)から派生し、大腿後面を下行し、膝窩で脛骨神経と総腓骨神経に分枝します。閉鎖神経は腰神経叢(L2-L4)から派生し、大腿内側を下行します。