脳の部位と存在するものとの組合せで正しいのはどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は4番
解説
小脳虫部は小脳の中央部に位置し、体幹の協調運動、平衡機能、および眼球運動の制御に重要な役割を担っています。特に歩行や姿勢の安定性に関与し、固有受容感覚からの情報統合を行うため、選択肢4は正しいです。
選択肢ごとの解説
- 1. 大脳頭頂葉は体性感覚野が主に存在する領域であり、運動野は大脳前頭葉に存在します。したがって、大脳頭頂葉に運動野があるという記述は誤りです。 正しくは:大脳前頭葉運動野
- 2. 被蓋は脳幹の広い範囲に見られる構造で、特に中脳被蓋や橋被蓋などがありますが、間脳に特異的に被蓋と呼ぶ構造は一般的ではありません。間脳の主要構造は視床と視床下部です。 正しくは:中脳被蓋
- 3. 内側膝状体は聴覚の中継核であり、間脳の視床の一部(視床後部)に存在します。中脳には存在しません。 正しくは:間脳内側膝状体
- 4. 正解。小脳虫部は小脳の中央部に位置し、体幹の平衡や姿勢制御、眼球運動の調節に重要な役割を担っています。これは正しい組合せです。
国試ポイント
脳の主要な部位(大脳、間脳、中脳、小脳)と、それぞれの部位に存在する構造物およびその機能的関連を正確に理解することが重要です。
混同注意
脳の各部位に多数の核や領域が存在するため、それぞれの正確な位置関係と機能を混同しやすいです。特に、膝状体や被蓋、皮質領域の機能局在は混同しやすいため注意が必要です。
次に同じ論点が出たら
同様の問題が出題された場合、まず各選択肢の部位が脳のどの部分に属するかを確認し、次にその部位に特異的に存在する構造物やその主要な機能と照合して判断します。
覚え方
同様の問題が出題された場合、まず各選択肢の部位が脳のどの部分に属するかを確認し、次にその部位に特異的に存在する構造物やその主要な機能と照合して判断します。
対になる知識
脳の各部位に多数の核や領域が存在するため、それぞれの正確な位置関係と機能を混同しやすいです。特に、膝状体や被蓋、皮質領域の機能局在は混同しやすいため注意が必要です。
関連知識
大脳皮質の機能局在(運動野、感覚野、視覚野、聴覚野など)、間脳の視床・視床下部の機能、中脳の黒質や赤核の機能、小脳の半球と虫部の機能分担も合わせて理解することが望ましいです。