長時間のパソコン作業による肩こりや後頭部痛を呈する症例に対する生活指導として、最も適切なものはどれか。
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正解は3番
解説
長時間のパソコン作業による緊張型頭痛や肩こりに対しては、不良姿勢が症状を悪化させる主要な要因となる。そのため、モニターと目の距離を適切に保ち、猫背や前頭位などの不良姿勢を避けて正しい姿勢で作業を行うように指導することが極めて重要である。
選択肢ごとの解説
- 1. 入浴をシャワーのみで済ませることは、温熱効果による筋の血流改善や筋弛緩を妨げるため、肩こりの予防・改善には全身浴が推奨される。
- 2. 高すぎる枕は、睡眠中に頸部の過度な屈曲を強いて頸部・後頭部の筋緊張を高め、頭痛や肩こりを増悪させる要因となるため適切ではない。
- 3. 正解。長時間のパソコン作業による緊張型頭痛や肩こりに対しては、不良姿勢が症状を悪化させる主要な要因となる。そのため、モニターと目の距離を適切に保ち、猫背や前頭位などの不良姿勢を避けて正しい姿勢で作業を行うように指導することが極めて重要である。
- 4. 肘掛けの使用を控えることは、上肢の重みを支える負担を増大させ、肩こりを悪化させる可能性があるため適切ではない。
国試ポイント
緊張型頭痛の生活指導では、不良姿勢の改善(エルゴノミクスの活用)や適度な休憩・ストレッチの重要性が頻出する。
覚え方
PC作業は「画面と目の距離」が命
対になる知識
緊張型頭痛の予防には、適度な休憩とストレッチが有効である。 / 高すぎる枕や低すぎる枕は頸部に負担をかけるため、適切な高さの枕を使用するべきである。 / 肘掛けは、肩への負担軽減に有効な場合がある。
関連知識
緊張型頭痛は、精神的ストレスや身体的ストレスによって筋緊張が高まることで生じやすい。 / 後頸部筋群の筋力低下は、頭部の支持性を低下させ、不良姿勢を招く。 / マッサージや鍼灸治療も、緊張型頭痛の症状緩和に有効である。