ビタミンについて正しいのはどれか。
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出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は3番
解説
ビタミンCは、体内でコラーゲンの合成に必要な酵素(プロリン水酸化酵素、リシン水酸化酵素)の補酵素として機能します。これらの酵素がコラーゲンの分子内架橋を促進し、強固な結合組織の形成に不可欠です。
選択肢ごとの解説
- 1. ビタミンAは、エネルギー源として直接利用されることはありません。視覚機能、皮膚・粘膜の健康維持、免疫機能などに重要な役割を果たします。 正しくは:ビタミンAはエネルギー源とはならず、視覚、皮膚・粘膜の機能維持、免疫などに関与する。
- 2. ビタミンB12の摂取不足で脚気にはなりません。脚気はビタミンB1(チアミン)の欠乏によって引き起こされます。ビタミンB12の欠乏は巨赤芽球性貧血や神経障害の原因となります。 正しくは:ビタミンB12の摂取不足で巨赤芽球性貧血となる。脚気はビタミンB1の不足による。
- 3. 正解。ビタミンCは、コラーゲンを合成する過程で必要な水酸化酵素の補酵素として働き、コラーゲンの成熟と安定化に必須です。
- 4. ビタミンKは骨の構成成分とはなりません。ビタミンKは、骨形成に関わるオステオカルシンなどのタンパク質の活性化に必要な補酵素であり、血液凝固にも関与します。骨の主要な構成成分はカルシウムとリン酸です。 正しくは:ビタミンKは骨の構成成分ではなく、骨形成に関わるタンパク質の活性化に関与する。
国試ポイント
各ビタミンの主な生理作用、欠乏症、過剰症、および多く含む食品を理解すること。
混同注意
ビタミンはエネルギー源ではなく、主に代謝を助ける補酵素として機能します。ミネラルとの区別も重要です。
次に同じ論点が出たら
ビタミンに関する問題が出た場合、まず水溶性か脂溶性か、そして主要な生理作用と関連する欠乏症・過剰症を正確に想起できるかを確認します。
覚え方
ビタミンに関する問題が出た場合、まず水溶性か脂溶性か、そして主要な生理作用と関連する欠乏症・過剰症を正確に想起できるかを確認します。
対になる知識
ビタミンはエネルギー源ではなく、主に代謝を助ける補酵素として機能します。ミネラルとの区別も重要です。
関連知識
水溶性ビタミン(B群、C)と脂溶性ビタミン(A, D, E, K)の分類、それぞれの吸収・排泄経路、貯蔵性、過剰症のリスクの違いも重要です。