急性糸球体腎炎の予後について正しい記述はどれか。
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正解は3番
解説
急性糸球体腎炎(特にA群β溶血性連鎖球菌感染後など)は、小児期に多く発症し、適切な安静や対症療法により多くの場合数ヶ月で尿所見等が正常化し、予後は極めて良好である。
選択肢ごとの解説
- 1. 急性糸球体腎炎は適切な治療と安静により、高い確率で自然軽快・治癒する疾患である。
- 2. 成人発症では小児に比べて治癒率がやや下がるものの、全例が慢性化するわけではなく、多くの患者が治癒する。
- 3. 正解。急性糸球体腎炎(特にA群β溶血性連鎖球菌感染後など)は、小児期に多く発症し、適切な安静や対症療法により多くの場合数ヶ月で尿所見等が正常化し、予後は極めて良好である。
- 4. 不可逆的な腎不全への進行が主体となるのは慢性糸球体腎炎や糖尿病性腎症であり、急性糸球体腎炎の予後は基本的に良好である。
国試ポイント
「急性糸球体腎炎の予後は良好である」という基本事実を確実におさえる。慢性糸球体腎炎や急速進行性糸球体腎炎との違いに注意する。
覚え方
「急」な腎炎は「きゅう(急)」に治る(予後良好)
対になる知識
急性糸球体腎炎は適切な治療により一般に予後が良好で多くの症例が自然治癒する。これに対し、慢性糸球体腎炎は長期にわたり蛋白尿や血尿が持続し、徐々に腎機能が低下して不可逆的な末期腎不全に至ることがある。
関連知識
急性糸球体腎炎は、A群β溶血性連鎖球菌などの感染症の咽頭炎や皮膚感染から1〜2週間後に発症することが多い。主な臨床症状としては、血尿、蛋白尿、浮腫、高血圧などが挙げられる。