接触鍼と摩擦鍼の特性を兼ね備えており、小児鍼として用いられるものはどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
正解は1番
解説
いちょう鍼は、その名の通りイチョウの葉のような形態をしており、皮膚に面で接触させる接触鍼としての側面と、皮膚表面をなでるように動かす摩擦鍼としての側面を併せ持っている。小児のデリケートな皮膚に対する刺激法として用いられる。
選択肢ごとの解説
- 1. 正解。いちょう鍼は、その名の通りイチョウの葉のような形態をしており、皮膚に面で接触させる接触鍼としての側面と、皮膚表面をなでるように動かす摩擦鍼としての側面を併せ持っている。小児のデリケートな皮膚に対する刺激法として用いられる。
- 2. 集毛鍼(皮膚針)は、複数の短い鍼を束ねたもので、皮膚を軽く叩打して刺激を与える接触・打叩系の鍼である。
- 3. 鍉鍼は、皮膚に刺入せず先端を接触させて圧迫刺激を与える非侵襲性の鍼であり、摩擦の特性を主体とするものではない。
- 4. 皮内鍼は、ごく短い鍼を皮内に持続的に留置するものであり、小児用の表面的な接触・摩擦を主とする小児鍼の分類には含まれない。
国試ポイント
小児鍼の各種器具(いちょう鍼、鍉鍼、集毛鍼など)の形状と刺激様式(接触・摩擦など)の組み合わせが問われる。
覚え方
イチョウの葉 触れて擦って 小児鍼
対になる知識
接触鍼は皮膚に密着させる手法であり、摩擦鍼は皮膚表面を擦る手法である。小児鍼として用いられる「いちょう鍼」は、これら接触と摩擦の両方の特性を兼ね備えた構造を持つ。
関連知識
小児鍼は成人のような刺入を伴わない無痛の治療法が原則である。いちょう鍼をはじめとする各種の小児鍼は、皮膚への接触や摩擦刺激を通じて自律神経系に働きかけ、小児特有の諸症状に効果を発揮する。