男性に比べて女性に高頻度に発生するのはどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は4番
解説
甲状腺癌は、特に分化癌(乳頭癌、濾胞癌)において女性ホルモンの影響が示唆されており、疫学的に男性よりも女性に約2〜3倍高頻度に発生することが知られています。これは、エストロゲン受容体の発現や自己免疫機序の関与などが関連していると考えられています。
選択肢ごとの解説
- 1. 膵癌は男性にやや高頻度に発生します。男女比は約1.2〜1.5:1と報告されています。 正しくは:膵癌は男性にやや高頻度に発生する癌である。
- 2. 食道癌(特に扁平上皮癌)は男性に圧倒的に高頻度に発生します。男性は女性の約5〜10倍の発生率を示します。 正しくは:食道癌は男性に高頻度に発生する癌である。
- 3. 大腸癌の発生頻度に性差はほとんどなく、男性と女性でほぼ同等か、やや男性が多い程度です。ただし、部位別に見ると直腸癌は男性に多い傾向があります。 正しくは:大腸癌の発生頻度に大きな性差はないか、やや男性に多い程度である。
- 4. 正解。甲状腺癌は女性に高頻度に発生します。男女比は約1:2〜3と女性に多いことが特徴です。
国試ポイント
特定の癌種において性差があることを正確に覚える必要があります。特に、甲状腺癌の女性有病率の高さは頻出の知識です。
混同注意
多くの癌種は男性に高頻度であるため、女性に多い癌を逆に男性に多いと誤解しやすい点に注意が必要です。例えば、肺癌、胃癌、肝細胞癌などは男性に多いです。
次に同じ論点が出たら
性差を問う問題が出た場合は、まず甲状腺癌が女性に多いという例外的なパターンを思い出し、他の一般的な癌(消化器系、肺癌など)は男性に多い傾向があることを確認して判断します。
覚え方
性差を問う問題が出た場合は、まず甲状腺癌が女性に多いという例外的なパターンを思い出し、他の一般的な癌(消化器系、肺癌など)は男性に多い傾向があることを確認して判断します。
対になる知識
多くの癌種は男性に高頻度であるため、女性に多い癌を逆に男性に多いと誤解しやすい点に注意が必要です。例えば、肺癌、胃癌、肝細胞癌などは男性に多いです。
関連知識
甲状腺癌の種類(乳頭癌、濾胞癌、髄様癌、未分化癌)とそれぞれの特徴、予後。また、他の性差が大きい疾患(例: 関節リウマチや全身性エリテマトーデスなどの自己免疫疾患は女性に多い)。