灸頭鍼に使用する鍼として適切な特徴はどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
正解は2番
解説
灸頭鍼では、刺入した鍼の鍼柄に艾球を装着して燃焼させる。燃焼する艾の重みや熱に耐え、鍼柄から鍼体が脱落しないように、鍼柄と鍼体がしっかりと固定されたカシメ式接合の鍼を用いるのが適切である。
選択肢ごとの解説
- 1. 皮内鍼は短鍼を粘着テープで固定して持続刺激を与えるものであり、上部に大きな艾球を載せる灸頭鍼には使用できない。
- 2. 正解。灸頭鍼では、刺入した鍼の鍼柄に艾球を装着して燃焼させる。燃焼する艾の重みや熱に耐え、鍼柄から鍼体が脱落しないように、鍼柄と鍼体がしっかりと固定されたカシメ式接合の鍼を用いるのが適切である。
- 3. 三稜鍼は刺絡療法(出血を伴う治療)に用いられる特殊鍼であり、灸頭鍼に使用される一般的な毫鍼とは構造・目的が異なる。
- 4. 銀鍼は熱伝導率が高いという特性はあるが、灸頭鍼において特定の材質が必須とされるわけではなく、熱や重みに耐える強固な構造(カシメ式など)が特に重要視される。
国試ポイント
灸頭鍼を行う際に必要な鍼の構造上の条件(カシメ式による確実な接合)についての知識が問われる。
覚え方
灸頭には カシメでガッチリ 鍼柄を
対になる知識
灸頭鍼に使用する鍼は、熱伝導や強度の面から鍼柄がカシメ式接合(または共柄)のものが適切とされる。これに対し、鍼通電用ではワニ口クリップで把持しやすい金属製の鍼柄などが選ばれる。
関連知識
灸頭鍼は、刺入した鍼の鍼柄に艾を装着して燃焼させ、鍼による機械的刺激と艾の温熱刺激を同時に与える優れた特殊鍼法である。熱が確実に鍼体を伝わる構造の鍼が必要となる。