膵臓について正しいのはどれか。
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出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は3番
解説
膵臓から分泌される消化酵素を含む膵液は、主膵管(ウィルスング管)を通ってファーター乳頭部で総胆管と合流し、十二指腸下行部に開口します。この開口部から膵液が十二指腸内に放出され、食物の消化を助けます。副膵管は十二指腸の小乳頭に開口する場合もあります。
選択肢ごとの解説
- 1. 膵頭部は十二指腸に囲まれており、脾臓に接するのは膵尾部です。脾臓は腹腔の左上方に位置し、膵臓の最も左側に位置する膵尾部と隣接しています。 正しくは:膵頭部は十二指腸に接し、脾臓に接するのは膵尾部である。
- 2. 膵臓は後腹膜臓器であり、腹膜で全体が覆われているわけではありません。膵臓の前面のみが腹膜で覆われています。 正しくは:膵臓は後腹膜臓器であり、腹膜で全体が覆われるわけではない(前面のみ腹膜で覆われる)。
- 3. 正解。膵臓から分泌される膵液は、膵管を経て十二指腸乳頭部から十二指腸内に開口します。これは食物消化に重要な役割を果たします。
- 4. ランゲルハンス島は膵臓全体に分布していますが、特に膵尾部に多く存在するとされています。膵頭部に特に多いわけではありません。 正しくは:ランゲルハンス島は膵尾部に多く分布する。
国試ポイント
膵臓の解剖学的特徴、特に周辺臓器との位置関係、腹膜との関係、膵管の開口部、内分泌機能を持つランゲルハンス島の分布について理解しておくことが重要です。
混同注意
膵臓と胆嚢・脾臓の位置関係、および膵液と胆汁の開口部の混同に注意が必要です。また、膵臓の外分泌機能と内分泌機能の区別も重要です。
次に同じ論点が出たら
膵臓の解剖学的構造に関する問題が出題された場合は、膵臓の位置関係(特に隣接臓器)、腹膜との関係、膵管の走行と開口部、ランゲルハンス島の機能と分布に着目して判断します。
覚え方
膵臓の解剖学的構造に関する問題が出題された場合は、膵臓の位置関係(特に隣接臓器)、腹膜との関係、膵管の走行と開口部、ランゲルハンス島の機能と分布に着目して判断します。
対になる知識
膵臓と胆嚢・脾臓の位置関係、および膵液と胆汁の開口部の混同に注意が必要です。また、膵臓の外分泌機能と内分泌機能の区別も重要です。
関連知識
膵臓は、外分泌腺として消化酵素を分泌し、内分泌腺として血糖調節ホルモン(インスリン、グルカゴンなど)を分泌する混合腺です。膵頭部は十二指腸に囲まれ、膵体部と膵尾部は後腹膜に位置します。