脳性麻痺の病型の中で最も頻度が高いのはどれか。
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正解は4番
解説
脳性麻痺は、出生前、周産期、生後早期の脳の非進行性病変によって生じる運動および姿勢の永続的障害である。病型分類の中で痙直型が全体の約70〜80%と最も高い頻度を占め、錐体路障害を主座とするため、選択肢3が正しい。
選択肢ごとの解説
- 1. アテトーゼ型脳性麻痺は大脳基底核の障害による不随意運動を特徴とするが、痙直型に次いで多く、最多ではない。
- 2. 混合型脳性麻痺は複数の病型を併せ持つものであるが、単一の病型としては痙直型が最も圧倒的に多い。
- 3. 失調型脳性麻痺は平衡機能障害や協調運動障害を特徴とするが、全体の数パーセント程度であり頻度は低い。
- 4. 正解。脳性麻痺は、出生前、周産期、生後早期の脳の非進行性病変によって生じる運動および姿勢の永続的障害である。病型分類の中で痙直型が全体の約70〜80%と最も高い頻度を占め、錐体路障害を主座とするため、選択肢3が正しい。
国試ポイント
脳性麻痺の各病型とその特徴・頻度を問う問題が頻出である。最多が「痙直型」であることを確実に記憶する。
覚え方
脳性麻痺の頻度:痙(けい)ちゃん(痙直型)が一番多い!
対になる知識
錐体路障害により全身の筋緊張亢進と痙縮を呈する痙直型脳性麻痺(約75%と最多)の対として、大脳基底核障害により不随意運動を呈するアテトーゼ型脳性麻痺や、小脳障害により平衡機能障害や協調運動障害を呈する失調型脳性麻痺の病態や特徴をそれぞれ区別して覚える必要がある。
関連知識
脳性麻痺は受胎から生後4週間以内までの未熟な脳に対する非進行性の損傷に起因する運動および姿勢の障害である。原因自体は非進行性であるが、骨格の成長に伴って関節拘縮や変形などの二次的障害が進行しやすいため、整形外科的管理や長期的なリハビリテーションが極めて重要となる。