季節性インフルエンザウイルス感染症の特徴で正しいのはどれか。
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出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は3番
解説
季節性インフルエンザウイルスは、主に感染者の咳やくしゃみによって発生する飛沫を介して、感受性のある人の鼻腔、口腔、結膜などに侵入することで感染が成立します。この感染経路は、ウイルスを含む飛沫が直接的に人に到達することによって特徴づけられます。
選択肢ごとの解説
- 1. インフルエンザはウイルス感染症であり、通常は粘液性や漿液性の痰を認めます。膿性痰は細菌性肺炎などの細菌感染症でよく見られる所見です。 正しくは:インフルエンザでは、ウイルス感染による非膿性の痰が一般的である。
- 2. 季節性インフルエンザの潜伏期間は通常1〜4日程度であり、1週間前後というのは長すぎます。一般的に1〜2日が最も多いです。 正しくは:潜伏期は1〜4日程度である。
- 3. 正解。インフルエンザウイルスの主な感染経路は、咳やくしゃみによって放出される飛沫を介した飛沫感染です。飛沫は比較的大きく、約1〜2メートル以内に飛散します。
- 4. インフルエンザワクチンは、感染後の重症化や合併症の予防に高い効果がありますが、感染そのものを完全に防ぐことはできません。発症を抑える効果や重症化を防ぐ効果は認められています。 正しくは:ワクチンは感染後の重症化や合併症を予防する効果がある。
国試ポイント
インフルエンザの基本的な感染経路(飛沫感染)を理解し、その対策としての手洗い、マスク着用、咳エチケットが重要であることを把握する。
混同注意
空気感染(結核、麻疹など)とは異なり、飛沫感染では飛沫が比較的大きく、飛散距離が限定的である点で区別されます。接触感染(MRSA、ノロウイルスなど)とも異なる。
次に同じ論点が出たら
感染症の感染経路に関する問題が出た場合、「飛沫感染」「空気感染(飛沫核感染)」「接触感染」それぞれの定義と代表的な疾患を正確に区別して判断する。
覚え方
感染症の感染経路に関する問題が出た場合、「飛沫感染」「空気感染(飛沫核感染)」「接触感染」それぞれの定義と代表的な疾患を正確に区別して判断する。
対になる知識
空気感染(結核、麻疹など)とは異なり、飛沫感染では飛沫が比較的大きく、飛散距離が限定的である点で区別されます。接触感染(MRSA、ノロウイルスなど)とも異なる。
関連知識
インフルエンザの三大感染経路は、飛沫感染、接触感染、空気感染(マイクロ飛沫感染)が挙げられますが、一般的な季節性インフルエンザでは飛沫感染が主な感染経路とされています。また、予防接種が有効であること、抗インフルエンザ薬による治療があることも重要です。