特発性側弯症について正しいのはどれか。
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出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は4番
解説
特発性側弯症は、特に思春期の女子に多く発症し、早期に発見して適切な治療介入を行うことで進行を抑制し、重度の変形や機能障害を防ぐことができるため、学校での健康診断におけるスクリーニングが極めて重要とされています。
選択肢ごとの解説
- 1. 特発性側弯症は男性よりも女性、特に思春期の女子に多くみられます。進行しやすいのも女性です。 正しくは:特発性側弯症は女性に多い。
- 2. 前屈姿勢で診るのは肩甲骨の高さの左右差や背部の隆起(rib hump)であり、鎖骨の張り出しの差ではありません。鎖骨は前屈では観察しにくい部位です。 正しくは:前屈姿勢で左右の肩甲骨の高さの差や背部の隆起(rib hump)を診る。
- 3. コブ角は脊柱の側弯の程度を示すもので、側弯変形を最もよく捉えられる脊椎正面エックス線写真で測定します。側面エックス線写真では主に生理的弯曲(後弯・前弯)を評価します。 正しくは:コブ角は脊椎正面エックス線写真で測定する。
- 4. 正解。特発性側弯症は進行する可能性があり、早期に発見して治療を開始することで重症化を防げるため、学校での集団検診が重要とされています。
国試ポイント
特発性側弯症の疫学(好発年齢・性別)、診断方法(スクリーニング・確定診断)、治療の基本方針、およびコブ角測定法の理解が重要です。
混同注意
後弯症との混同、レントゲン写真の側面像と正面像でのコブ角測定の混同に注意が必要です。
次に同じ論点が出たら
特発性側弯症の好発年齢・性別、学校検診の意義、およびコブ角測定におけるエックス線写真の方向について問われると判断します。
覚え方
特発性側弯症の好発年齢・性別、学校検診の意義、およびコブ角測定におけるエックス線写真の方向について問われると判断します。
対になる知識
後弯症との混同、レントゲン写真の側面像と正面像でのコブ角測定の混同に注意が必要です。
関連知識
側弯症には特発性の他に先天性、神経・筋原性などがあり、それぞれ治療法が異なります。また、コブ角の測定は脊柱変形の客観的評価に不可欠であり、治療方針決定の指標となります。