甲状軟骨上縁の高さにないのはどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は4番
解説
甲状軟骨上縁の高さにないのは天牖(てんゆう)であり、天牖は乳様突起の後下方、胸鎖乳突筋後縁に位置し、通常はC1-C2レベル、すなわち甲状軟骨上縁(C4レベル)よりも高位にあります。甲状軟骨上縁の高さにあるのは、喉頭隆起の上方にあたるC4椎体の高さであり、この高さにある経穴は扶突、人迎、天窓などが該当します。
選択肢ごとの解説
- 1. 扶突は、甲状軟骨上縁の高さに位置する経穴であるため、誤りです。扶突は、喉頭隆起の上方、胸鎖乳突筋の前縁にあります。
- 2. 人迎は、甲状軟骨上縁の高さに位置する経穴であるため、誤りです。人迎は、喉頭隆起の上方、総頸動脈拍動部にあります。
- 3. 天窓は、甲状軟骨上縁の高さに位置する経穴であるため、誤りです。天窓は、喉頭隆起の上方、胸鎖乳突筋後縁にあります。
- 4. 正解。天牖は、乳様突起の後下方、胸鎖乳突筋後縁に位置し、甲状軟骨上縁(C4レベル)よりも高位のC1-C2レベルにあるため、甲状軟骨上縁の高さにはありません。したがって、これが正答となります。
国試ポイント
頭頸部の経穴の位置関係と、特定のランドマーク(甲状軟骨上縁など)との関連性を正確に覚えることが重要です。特に、経穴の高さが頸椎のどのレベルに相当するかを理解することが求められます。
混同注意
甲状軟骨上縁の高さにある経穴と、その付近にあるが高さが異なる経穴(例: 天牖)を混同しやすいです。また、経穴の名称と位置を正確に対応させることが重要です。
次に同じ論点が出たら
同様の問題が出た際は、まず各経穴の正確な取穴部位と、それが頸椎のどのレベルに相当するかを思い出します。その後、問題文のランドマーク(今回は甲状軟骨上縁=C4レベル)と照らし合わせて判断します。
覚え方
同様の問題が出た際は、まず各経穴の正確な取穴部位と、それが頸椎のどのレベルに相当するかを思い出します。その後、問題文のランドマーク(今回は甲状軟骨上縁=C4レベル)と照らし合わせて判断します。
対になる知識
甲状軟骨上縁の高さにある経穴と、その付近にあるが高さが異なる経穴(例: 天牖)を混同しやすいです。また、経穴の名称と位置を正確に対応させることが重要です。
関連知識
扶突(C4)、人迎(C4)、天窓(C4)は、いずれも甲状軟骨上縁の高さに位置します。天牖はC1-C2レベルに位置し、乳様突起の後下方、胸鎖乳突筋の後縁に取穴されます。甲状軟骨上縁はC4椎体の高さに相当し、触診の重要な指標となります。