急性膀胱炎について正しいのはどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は2番
解説
急性膀胱炎は細菌が膀胱粘膜に感染することで炎症を起こし、刺激症状を呈します。排尿時に膀胱が収縮する際、炎症部位が刺激されるため、排尿の終わりや排尿後に特に強い痛み(排尿時痛、排尿後痛)を感じることが特徴です。
選択肢ごとの解説
- 1. 急性膀胱炎は、女性の尿道が短く、肛門や膣から尿道への細菌の侵入が容易であるため、男性よりも女性に圧倒的に多く発症します。 正しくは:女性に多い。
- 2. 正解。急性膀胱炎では、膀胱粘膜の炎症により、排尿の終わりや排尿後に強い痛み(排尿後痛)が生じることが特徴的な症状の一つです。
- 3. 急性膀胱炎の主要な原因菌は、腸管に常在する大腸菌(Escherichia coli)が最も多く、約80%を占めます。黄色ブドウ球菌は皮膚や粘膜に常在する菌ですが、急性膀胱炎の主要な原因菌ではありません。 正しくは:原因菌は大腸菌が多い。
- 4. 急性膀胱炎では、膀胱内の細菌を尿とともに体外へ排出しやすくするために、積極的に水分を摂取し排尿を促すことが推奨されます。 正しくは:水分は多く摂った方がよい。
国試ポイント
急性膀胱炎の疫学、主な症状、原因菌、基本的な治療・生活指導を理解すること。
混同注意
尿道炎や腎盂腎炎との症状の違い、特に発熱の有無や痛みの部位で鑑別。
次に同じ論点が出たら
急性膀胱炎の典型的な症状とされている「排尿時痛(特に排尿終末時痛)」が含まれているかを確認する。
覚え方
急性膀胱炎の典型的な症状とされている「排尿時痛(特に排尿終末時痛)」が含まれているかを確認する。
対になる知識
尿道炎や腎盂腎炎との症状の違い、特に発熱の有無や痛みの部位で鑑別。
関連知識
急性膀胱炎の症状は、頻尿、残尿感、尿意切迫感、混濁尿、血尿などがある。原因菌の80%以上は大腸菌である。治療は抗菌薬投与が基本であり、水分摂取の推奨も重要である。