作業療法において、上肢の機能障害を補い日常生活動作の自立を支援するために主に用いられるものはどれか。
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正解は3番
解説
作業療法は主に上肢の機能障害や精神・高次脳機能障害を対象とすることが多く、食事や更衣などの日常生活動作(ADL)を自立させるために、義手、自助具、上肢装具などを積極的に活用して支援する。
選択肢ごとの解説
- 1. 牽引装置や低周波治療器は物理療法機器であり、作業療法における補装具や自助具の範疇には含まれない。
- 2. 義足や下肢装具は主に下肢の機能障害を補うものであり、理学療法の関わりや歩行訓練の文脈で中心的に扱われる。
- 3. 正解。作業療法は主に上肢の機能障害や精神・高次脳機能障害を対象とすることが多く、食事や更衣などの日常生活動作(ADL)を自立させるために、義手、自助具、上肢装具などを積極的に活用して支援する。
- 4. 車椅子や歩行車は移動機器・福祉用具であり、理学療法士や作業療法士など多職種で共有されるが、上肢機能障害に対する固有の補装具とは異なる。
国試ポイント
作業療法=「上肢障害・義手・自助具」、理学療法=「下肢障害・義足・歩行補助」という大枠の役割分担を理解しているかが問われる。
覚え方
「作業=手(上肢)を使う、だから義手や自助具」と覚える。
対になる知識
作業療法において上肢の機能障害を補うために用いられる義手や自助具の対として、理学療法領域において下肢の移動能力や立位・歩行の再建を主たる目的に用いる義足や下肢装具、および車椅子や歩行車などの補装具・移動機器の役割分担を明確に区別して覚える必要がある。
関連知識
作業療法(OT)は作業活動を用いて心身機能の回復やADL・IADLの獲得を目指す。自助具には、スプーンの柄を太くしたものや、ボタンかけ補助具など多彩な工夫がある。