食事動作を補助するための自助具はどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
正解は4番
解説
自助箸は、手指の変形や筋力低下、巧緻運動障害などによって通常の箸の使用が困難となった患者が、食事動作を自立して行えるように工夫された自助具である。スプリング付きやループ付きなど、把持力や巧緻性の低下に応じた多様な構造がある。
選択肢ごとの解説
- 1. これは下肢全体の支持や立位・歩行訓練を目的とした装具である。本問の食事動作の補助ではなく、移動や免荷を目的とする。
- 2. これは靴下を履く動作を補助する更衣用の自助具である。本問の食事動作ではなく、下肢の更衣動作を対象とする。
- 3. 意思伝達装置は重度障害者が文字入力や音声によってコミュニケーションを行うための機器である。
- 4. 正解。自助箸は、手指の変形や筋力低下、巧緻運動障害などによって通常の箸の使用が困難となった患者が、食事動作を自立して行えるように工夫された自助具である。スプリング付きやループ付きなど、把持力や巧緻性の低下に応じた多様な構造がある。
国試ポイント
日常生活動作(ADL)の項目(食事、更衣、入浴など)ごとに適切な自助具・福祉用具の種類と適応を結びつけて問われる。
覚え方
食事の困難=自助箸、靴下の困難=ソックスエイド
対になる知識
自助具の選定はADLの項目ごとに異なり、更衣動作補助にはボタンエイドやソックスエイド、入浴動作補助にはバスボードやシャワーチェア、排泄動作補助には補高便座や手すりが用いられ、上肢の巧緻性障害には自助箸やスプーンホルダーが活用される。
関連知識
自助具は患者の残存機能を最大限に活かし、生活環境を調整することで動作の自立度を高めるために処方・作成される。福祉用具(車いすや歩行器など)や住宅改修との違いを正しく理解し、対象者の障害像に合わせた適切な選択が求められる。