二分脊椎について正しい記述はどれか。
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正解は2番
解説
二分脊椎は、胎児期の神経管閉鎖不全(神経管が完全に閉じないこと)により、脊椎の形成不全と脊髄の異常を伴って先天的に発症する疾患である。発生原因の一つとして妊娠初期の葉酸不足が関与していることが知られており、予防に葉酸摂取が推奨されている。
選択肢ごとの解説
- 1. これは脊髄空洞症の説明。本問の二分脊椎は神経管閉鎖不全に起因する脊椎・脊髄の形成不全である。
- 2. 正解。二分脊椎は、胎児期の神経管閉鎖不全(神経管が完全に閉じないこと)により、脊椎の形成不全と脊髄の異常を伴って先天的に発症する疾患である。発生原因の一つとして妊娠初期の葉酸不足が関与していることが知られており、予防に葉酸摂取が推奨されている。
- 3. これは外傷などによる後天的な脊髄損傷の説明。本問の二分脊椎は胎児期の神経管閉鎖不全に起因する先天性疾患である。
- 4. これは脳の非進行性病変による脳性麻痺の説明。本問の二分脊椎は脊椎および脊髄の形成異常による先天異常である。
国試ポイント
二分脊椎が「先天性疾患」であり、「神経管閉鎖不全」によって生じるという基本概念は国試で繰り返し問われるため確実に押さえる。
覚え方
二分脊椎=に(2)ぶん・神経管「閉鎖」不全
対になる知識
二分脊椎や脳性麻痺などは胎児期や周産期に生じる先天性疾患の代表である。これに対し、外傷性脊髄損傷や脳卒中、骨折などは受傷後に発症する後天性疾患に分類され、それぞれの発症原因や臨床経過に応じた医療・リハビリテーションが提供される。
関連知識
二分脊椎では水頭症や排尿・排便障害、下肢の麻痺を合併することが多く、病変が高位になるほど障害は重度となる。また髄膜瘤や脊髄髄膜瘤の場合、背部に皮膚の異常(脂肪腫、血管腫、多毛など)を伴うことがある。