ICFの生活機能に含まれないのはどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は1番
解説
ICF(国際生活機能分類)は、心身機能・身体構造、活動、参加、環境因子、個人因子を生活機能の構成要素としており、疾病そのものは生活機能の構成要素には含まれません。疾病は健康状態を示すものであり、ICFではその健康状態が生活機能にどのように影響するかを記述します。
選択肢ごとの解説
- 1. 正解。ICFの生活機能の構成要素は、心身機能・身体構造、活動、参加、環境因子、個人因子であり、疾病そのものは含まれません。疾病は「健康状態」として、これらの生活機能に影響を与える背景要因として位置づけられます。
- 2. 心身機能・身体構造は、ICFの生活機能の構成要素の一つです。心身機能は精神機能や感覚機能、身体構造は各器官の構造を指します。 正しくは:ICFの構成要素であり、選択肢1の「疾病」が含まれない。
- 3. 活動は、ICFの生活機能の構成要素の一つです。個人が行う課題や行為の遂行を指します(例:歩行、食事、仕事など)。 正しくは:ICFの構成要素であり、選択肢1の「疾病」が誤り。
- 4. 参加は、ICFの生活機能の構成要素の一つです。生活・人生場面への関わりを指します(例:社会参加、余暇活動への参加など)。 正しくは:ICFの構成要素であり、選択肢1の「疾病」が誤り。
国試ポイント
ICFの構成要素(心身機能・身体構造、活動、参加、環境因子、個人因子)を正確に理解し、疾病が直接的な構成要素ではないことを覚える。
混同注意
疾病はICFで「健康状態」として位置づけられ、生活機能に影響を与える背景要因ではあるが、生活機能そのものの構成要素ではない点で混同しやすい。疾病は、ICFの枠組み全体を理解するための文脈を提供するものであり、分類項目の一つではない。
次に同じ論点が出たら
ICFに関する問題が出た場合、生活機能の構成要素が「心身機能・身体構造」「活動」「参加」「環境因子」「個人因子」の5つであることを確認し、それ以外の概念は直接的な構成要素ではないと判断する。
覚え方
ICFに関する問題が出た場合、生活機能の構成要素が「心身機能・身体構造」「活動」「参加」「環境因子」「個人因子」の5つであることを確認し、それ以外の概念は直接的な構成要素ではないと判断する。
対になる知識
疾病はICFで「健康状態」として位置づけられ、生活機能に影響を与える背景要因ではあるが、生活機能そのものの構成要素ではない点で混同しやすい。疾病は、ICFの枠組み全体を理解するための文脈を提供するものであり、分類項目の一つではない。
関連知識
ICFとICD(国際疾病分類)の違いを理解する。ICDは疾病の分類であるのに対し、ICFは生活機能の側面を多角的に評価する分類である。また、ICFはQOL(生活の質)の向上を目指すリハビリテーション医学の根幹をなす概念である。