外傷性骨化性筋炎が発生する主な要因として正しいものはどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
正解は2番
解説
骨化性筋炎は、筋挫傷や過度な伸展などの外傷後、早期からの過度な可動域訓練(ストレッチやマッサージなど)を行うことで発生・悪化することがある。軟部組織内に異所性に骨組織が形成される病態である。
選択肢ごとの解説
- 1. 消炎鎮痛薬の投与は炎症反応を鎮めるために行われるものであり、骨化性筋炎の発生を促すものではない。
- 2. 正解。骨化性筋炎は、筋挫傷や過度な伸展などの外傷後、早期からの過度な可動域訓練(ストレッチやマッサージなど)を行うことで発生・悪化することがある。軟部組織内に異所性に骨組織が形成される病態である。
- 3. アイシングは急性期の炎症や出血を抑えるための処置であり、骨化性筋炎を誘発する原因とはならない。
- 4. 受傷直後の適切な安静は二次的な損傷や異所性骨化の予防につながるため、発生要因ではない。
国試ポイント
骨化性筋炎と「早期の過度なストレッチやマッサージ、過度な可動域訓練」の因果関係が頻出ポイントである。
覚え方
「筋挫傷 揉むな動かすな 骨化する」
対になる知識
外傷性骨化性筋炎の主な発生要因として、受傷直後からの過度なマッサージやストレッチ、早期からの過度な可動域訓練が挙げられる。これに対して、初期の適切な安静や冷却(アイシング)は炎症を抑え発生を予防する上で重要である。
関連知識
異所性骨化は、スポーツ等による大腿四頭筋などの筋挫傷のほか、脳脊髄損傷や重度熱傷後にも発生することがある。初期には局所の疼痛、腫脹、熱感がみられ、進行するとX線やCTで明瞭な骨化像が確認されるようになる。