陰陽の属性が同じ組合せはどれか。
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出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は3番
解説
魄は陰に属する五神(精神活動)の一つであり、腹(腹部)は身体の部位として陰に属します。五臓でいえば、魄は肺に宿るとされ、肺は陰臓です。腹部も体表の陰側の部位であり、陰の属性が共通しています。
選択肢ごとの解説
- 1. 温は陽の属性であり、西は陰の属性です。季節や方位、体温など、異なる概念での陰陽属性が組み合わされています。 正しくは:温陽、東陽、熱陽など
- 2. 遅は陰の属性(脈拍が遅いなど)ですが、凸は陽の属性(隆起している、外側に向かう)です。脈象や形態に関する陰陽属性が組み合わされています。 正しくは:遅陰、凹陰、沈陰など
- 3. 正解。魄は五神の一つで、陰に属します。腹(腹部)も身体の部位として陰に属します。両者とも陰の属性を持つ組合せです。
- 4. 左は陽の属性(東洋医学では通常、左は陽、右は陰とされることが多いが、経絡や脈診など局所的な見方では異なることもあるため注意が必要。本問では一般的な身体の左右の陰陽として陽と判断される)ですが、偶数は陰の属性です。一般的な陰陽の分類に反しています。 正しくは:左陽、奇数陽、右陰、偶数陰など
国試ポイント
陰陽の基本的な属性分類を理解し、特に五神と身体部位の陰陽を正確に覚える。
混同注意
五神(魂、神、意、魄、志)と五臓(肝、心、脾、肺、腎)の陰陽属性、および身体各部位の陰陽属性を混同しやすい。特に、魄は形而下の精神活動を指し、陰に属することを理解する。
次に同じ論点が出たら
同様の陰陽属性問題が出た場合は、まず対象が『五神』『身体部位』『五臓』『六腑』『生理機能』『病態』のどれに属するかを特定し、それぞれの陰陽分類の基本原則に照らして判断する。
覚え方
同様の陰陽属性問題が出た場合は、まず対象が『五神』『身体部位』『五臓』『六腑』『生理機能』『病態』のどれに属するかを特定し、それぞれの陰陽分類の基本原則に照らして判断する。
対になる知識
五神(魂、神、意、魄、志)と五臓(肝、心、脾、肺、腎)の陰陽属性、および身体各部位の陰陽属性を混同しやすい。特に、魄は形而下の精神活動を指し、陰に属することを理解する。
関連知識
五神の分類(魂は肝、神は心、意は脾、魄は肺、志は腎に宿り、これらはすべて陰に属する臓器に関連するため、五神自体も陰の範疇で捉えられることが多い。ただし、精神活動の『動』の側面は陽と捉えることもあるため、文脈による。本問では『魄』そのものが『陰』に属するものとして扱われている)、および身体部位の陰陽分類(頭部や体表は陽、躯幹や体腔内は陰、背部は陽、腹部は陰、四肢の外側は陽、内側は陰など)を関連付けて覚える。