五臓とそれが蔵すものの組合せで正しいのはどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は3番
解説
脾は飲食物から水穀の精微を生成し、これを気血津液の源とし、営気はその精微の一部であるため、脾が営を蔵すという組み合わせは正しい。営気は脈中を循行し、全身を栄養する。
選択肢ごとの解説
- 1. 肝が蔵すのは『血』と『魂』であり、『精』ではない。肝精という表現は、肝が血を蔵し、その血から精が生成されるという間接的な関係を指すことはあるが、直接的に蔵すものとは言わない。 正しくは:肝魂、または肝血
- 2. 心が蔵すのは『神』であり、『血』ではない。心は血を主るが、血そのものを『蔵す』とは表現しない。血は脈中に存在し、心はその巡りをコントロールする。 正しくは:心神
- 3. 正解。脾は水穀の精微を生成し、その一部が営気となる。営気は脈中を巡り全身を栄養するものであり、脾の働きによって生み出され、間接的に脾が『営』を蔵す、と表現される。これは五精の一つである。
- 4. 腎が蔵すのは『精』と『志』であり、『魂』ではない。魂は肝が蔵すものである。 正しくは:腎精、または腎志
国試ポイント
五臓と五神、五臓と五精、五臓と五液など、五臓に関連する『蔵すもの』の正確な組み合わせを覚える。
混同注意
五臓と蔵すものの組み合わせは多岐にわたり、五精(肝精、心神、脾営、肺魄、腎志)や、五神(肝魂、心神、脾意、肺魄、腎志)といった類似の概念と混同しやすい。
次に同じ論点が出たら
同様の問題が出た際は、五臓が具体的に何を「蔵している」のか、その分類(精、神、液など)に注意して判断する。
覚え方
同様の問題が出た際は、五臓が具体的に何を「蔵している」のか、その分類(精、神、液など)に注意して判断する。
対になる知識
五臓と蔵すものの組み合わせは多岐にわたり、五精(肝精、心神、脾営、肺魄、腎志)や、五神(肝魂、心神、脾意、肺魄、腎志)といった類似の概念と混同しやすい。
関連知識
五臓と五液の組み合わせ(肝涙、心汗、脾涎、肺涕、腎唾)や、五臓と五志の組み合わせ(肝怒、心喜、脾思、肺悲憂、腎恐)も合わせて覚える。