五労で正しいのはどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は2番
解説
五労における「久しく視るは心を傷る」は、長時間目を酷使することが心血の消耗を招き、心の機能、特に神志活動に影響を与えるという東洋医学の考え方に基づいています。心は血脈を主り、神志を蔵すため、過度の視覚活動は心血を損ない、心身の不調を引き起こすとされます。
選択肢ごとの解説
- 1. 「久しく臥すは脾を傷る」は誤りです。久しく臥すは肺を傷るとされています。 正しくは:久しく臥すは肺を傷る。
- 2. 正解。「久しく視るは心を傷る」は正しいです。長時間の視覚活動は心血を消耗し、心の機能に影響を与えます。
- 3. 「久しく行くは腎を傷る」は誤りです。久しく行くは肝を傷るとされています。 正しくは:久しく行くは肝を傷る。
- 4. 「久しく坐すは肺を傷る」は誤りです。久しく坐すは脾を傷るとされています。 正しくは:久しく坐すは脾を傷る。
国試ポイント
五労と五臓の対応関係を正確に覚えることが重要です。特に「久」という漢字が示す過度の活動がどの臓器に影響するかを理解しましょう。
混同注意
五労と五志(怒は肝を傷る、喜は心を傷る、思は脾を傷る、憂は肺を傷る、恐は腎を傷る)との混同に注意が必要です。五労は身体活動の過度、五志は感情の過度による臓器への影響を表します。
次に同じ論点が出たら
「久しく〜」という表現と、それに続く傷つけられる臓器の組み合わせが正しいかを確認します。各臓器が主る身体活動を思い出し、照合することが判断の鍵となります。
覚え方
「久しく〜」という表現と、それに続く傷つけられる臓器の組み合わせが正しいかを確認します。各臓器が主る身体活動を思い出し、照合することが判断の鍵となります。
対になる知識
五労と五志(怒は肝を傷る、喜は心を傷る、思は脾を傷る、憂は肺を傷る、恐は腎を傷る)との混同に注意が必要です。五労は身体活動の過度、五志は感情の過度による臓器への影響を表します。
関連知識
五労:久視傷心、久臥傷肺、久坐傷脾、久立傷腎、久行傷肝。これらを五行学説と合わせて理解すると、より覚えやすくなります。例えば、肝は筋を主り、立位や歩行と関連が深いため、久行は肝を傷るとされます。