ポリモーダル受容器の刺激によって誘発される軸索反射で、神経終末から放出され血管拡張を引き起こす物質はどれか。
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正解は2番
解説
ポリモーダル受容器が活性化されると、興奮が逆行性に伝導して枝分かれした他の神経終末へ伝わり、軸索反射を引き起こす。この神経終末からは神経ペプチドであるサブスタンスPやCGRPが遊離され、局所の血管拡張や血漿漏出を引き起こす。
選択肢ごとの解説
- 1. セロトニンは血小板や肥満細胞に含まれるが、軸索反射で神経終末から放出される主要な神経ペプチドではない。
- 2. 正解。ポリモーダル受容器が活性化されると、興奮が逆行性に伝導して枝分かれした他の神経終末へ伝わり、軸索反射を引き起こす。この神経終末からは神経ペプチドであるサブスタンスPやCGRPが遊離され、局所の血管拡張や血漿漏出を引き起こす。
- 3. アセチルコリンは自律神経系や運動神経終末で放出される伝達物質であり、軸索反射の主役ではない。
- 4. ヒスタミンは肥満細胞から放出されて血管透過性を亢進させるが、軸索反射時の神経終末から直接放出されるものではない。
国試ポイント
軸索反射によりポリモーダル受容器末端から放出される物質として、サブスタンスPやCGRPを問う問題が頻出である。
覚え方
軸索反射で「サブ」の「P」が飛び出す
対になる知識
軸索反射が生じると、ポリモーダル受容器の末端からサブスタンスPやCGRPなどの神経ペプチドが放出される。これらは周囲の血管平滑筋に作用して強力な血管拡張や血漿成分の漏出を引き起こす。
関連知識
軸索反射は中枢神経系を一切経由しない末梢性の反射機構であり、鍼刺激を行った際に施術部位の周囲に生じる特有のフレア(発赤)現象や皮膚温上昇を説明する重要な生理学的メカニズムである。