結核の主な感染経路はどれか。
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正解は3番
解説
結核菌は患者の咳やくしゃみに含まれる飛沫核(水分が蒸発した微小な核)として空気中に漂い、それを吸い込むことで感染する空気感染(飛沫核感染)を引き起こす。そのため、通常の飛沫感染対策だけではなく、空気感染対策が必要となる。
選択肢ごとの解説
- 1. 血液感染はウイルスや細菌が血液を介して侵入する感染経路であり、B型・C型肝炎やHIVなどの説明。本問の結核では空気感染が主である。
- 2. 経口感染は病原体が口から消化管に入り込む感染経路であり、赤痢やノロウイルスなどの説明。本問の結核では空気感染が主である。
- 3. 正解。結核菌は患者の咳やくしゃみに含まれる飛沫核(水分が蒸発した微小な核)として空気中に漂い、それを吸い込むことで感染する空気感染(飛沫核感染)を引き起こす。そのため、通常の飛沫感染対策だけではなく、空気感染対策が必要となる。
- 4. 接触感染は皮膚や粘膜の直接的・間接的な接触による感染経路であり、MRSAや疥癬などの説明。本問の結核では空気感染が主である。
国試ポイント
結核の感染経路が「空気感染(飛沫核感染)」であることを問う問題は非常に頻出である。インフルエンザなどの飛沫感染と明確に区別して覚える必要がある。
覚え方
結核菌は空気(飛沫核)を漂う:結・空(ケク・クウ)
対になる知識
結核の感染経路=空気感染(飛沫核感染) / インフルエンザの感染経路=飛沫感染・接触感染 / 経口感染の代表例=ノロウイルス・腸管出血性大腸菌 / 血液・体液感染の代表例=B型肝炎・HIV
関連知識
結核菌は感染症法において二類感染症に定められている。診断した医師は直ちに保健所長に届け出ることが義務付けられている。医療従事者にはN95マスクなどの着用が推奨される。