関元兪と同じ高さにある奇穴の主治はどれか。
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出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は4番
解説
関元兪は第5腰椎棘突起下縁と同じ高さにあり、その高さにある奇穴は胞肓と秩辺である。胞肓と秩辺は共に膀胱経の経穴で、仙腸関節周辺に位置し、骨盤内の臓器、特に生殖器や泌尿器の機能と関連が深い。月経痛は子宮や卵巣に起因する疼痛であり、この領域の経穴は月経痛や婦人科疾患の治療に効果を示すため、月経痛が主治として適切である。
選択肢ごとの解説
- 1. 咳嗽の主治穴としては、肺兪、定喘、尺沢などが一般的であり、関元兪と同じ高さにある奇穴の主治とは異なる。 正しくは:咳嗽の主治穴としては、肺兪、定喘、尺沢、太淵などがある。
- 2. 動悸の主治穴としては、心兪、内関、郄門などが一般的であり、関元兪と同じ高さにある奇穴の主治とは異なる。 正しくは:動悸の主治穴としては、心兪、内関、郄門、神門などがある。
- 3. 不眠の主治穴としては、神門、内関、安眠、三陰交などが一般的であり、関元兪と同じ高さにある奇穴の主治とは異なる。 正しくは:不眠の主治穴としては、神門、内関、安眠、三陰交、志室などがある。
- 4. 正解。関元兪と同じ高さにある奇穴は胞肓や秩辺であり、これらは膀胱経の経穴で骨盤部に位置し、月経痛を含む婦人科疾患の治療に用いられるため、月経痛は適切な主治である。
国試ポイント
関元兪と同じ高さにある奇穴の主治、およびその経穴が膀胱経の経穴であり、骨盤内臓器の疾患に用いられることを覚える。
混同注意
関元兪は膀胱経の背部兪穴であり、奇穴ではない。ただし、その高さにある奇穴を問う問題であるため、奇穴の知識が問われている。
次に同じ論点が出たら
今後同様の問題が出題された場合、まず問題文で問われている経穴の高さ(この場合は関元兪)を確認し、その高さにある奇穴を特定する。次に、その奇穴がどの経絡に属し、どのような主治を持つかを判断する。
覚え方
今後同様の問題が出題された場合、まず問題文で問われている経穴の高さ(この場合は関元兪)を確認し、その高さにある奇穴を特定する。次に、その奇穴がどの経絡に属し、どのような主治を持つかを判断する。
対になる知識
関元兪は膀胱経の背部兪穴であり、奇穴ではない。ただし、その高さにある奇穴を問う問題であるため、奇穴の知識が問われている。
関連知識
関元兪は第5腰椎棘突起下縁と同じ高さにある。同じ高さにある奇穴は胞肓(膀胱経)と秩辺(膀胱経)である。胞肓は仙骨上孔と同じ高さで、秩辺は坐骨結節と大転子を結ぶ線上にある。これらの経穴は骨盤内の疾患、特に婦人科・泌尿器科疾患に用いられる。