募穴について正しい記述はどれか。
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正解は2番
解説
募穴は胸腹部にあり、各臓腑の気が集まる経穴である。背部にある背部兪穴と表裏一体の関連性を持ち、内臓疾患の診断や治療において兪募配穴などの手法としてペアで活用される。
選択肢ごとの解説
- 1. 五行の五行配当や五変は五兪穴や五行穴の理論に関連するものであり、募穴の定義の直接的な根拠ではない。
- 2. 正解。募穴は胸腹部にあり、各臓腑の気が集まる経穴である。背部にある背部兪穴と表裏一体の関連性を持ち、内臓疾患の診断や治療において兪募配穴などの手法としてペアで活用される。
- 3. 四肢末端の肘膝関節よりも末端に位置するのは五兪穴の井穴などの特徴であり、募穴は胸腹部に存在する。
- 4. 募穴は任脈や各陰経・陽経に散在しており、奇経八脈の交会穴のみで構成されているわけではない。
国試ポイント
募穴と背部兪穴の位置関係、および表裏関係(兪募配穴)の概念は国家試験の定番である。
覚え方
背=兪穴(背中をゆったり)、腹=募穴(お腹をつのる)
対になる知識
募穴は胸腹部に位置し、背部にある背部兪穴と表裏関係をなして臓腑の病変を反映・治療する。これに対し、肘膝関節末端には五輸穴などが位置しており、募穴の局所的な位置関係とは明確に区別される。
関連知識
募穴は臓腑の気が集まるところであり、臨床においては臓腑病変の反応点や治療点として極めて重要である。ただし、すべての募穴が同名の経脈上にあるわけではなく、例えば膀胱の募穴である中極は任脈上に位置するなど例外もある。